11-2-2005(Wed.)

初めてのYRA-1

 かつて林檎園に通い倒していた頃は、週末にスプリント2連戦とか。1ヶ月平均3〜4レース、年間40戦以上ちう化け物じみたスケジュールでレンタルレース三昧していたわけですけれども、ここ2〜3年は年間数戦しかエントリーしていないとゆ〜のに、今年はにゃんだかウェットレースが多いシーズンでございます。

 しかし、初めてYRA-1でレースしましたが、おもぴろいタイヤですね。ウェット路面でグリップが抜けるときは正にスリックの滑り出しなんですが、あんな心もとない溝でも完全スリックよりは全然踏んでいける。5分山程度のBS94くらいは食いますです。


 ときは10/29。とある全日本選手権の第5戦目のことでございます。雨練だったらドラインビングが上手くなるからい〜んですけど、そこはそれ。なんたって、全日本ですから(場合によっては世界選手権)。 ド派手に負けてまいりまひた。とほほほほ・・・。何もしないで負けたわけではないので、せっかく飛び入りでお誘い頂いたのに「箸にも棒にも」だった初戦よりは、まだマシなんですけどね。

 現地入りするまでは、ドライのレースにほのかな望みをかけておりましたが、ところがどっこい。着いた途端に「またしても雨かいっ!」ちう展開でして、雨でもとーぜんスリックなので、ヘビーウェットだとま〜た地元の猛者達にいい様にやられんだろにゃぁと。なんせコース全部が、去年のラー耐の一番降りが酷いときの、1-2コーナー間状態でございます。そりでも踏んでかないとボロ負け確定。どーせ敵わないんだから、タイトラから開き直ってガシガシ行くでしょ。


開き直って、ガシガシ踏みまくってるの図。縁石もガシガシ乗る。うふっ。

こちらウェットでも丁寧なにんじんさま。同じコーナーとは思えまへん。ほほほ。
どっちもモナコ(ヘアピン)のCP付近です。

 開き直り攻撃のおかげで、タイトラはスーパークラス11台中6番手。おー、このメンバーで、ウェットスリックでここまで上がったのは、初めてだわん。おー、タイトラで滅多に勝てない人より上にいるぅぅぅ。るるん♪

だかしかーし。

















決勝は逆グリッド!

やめてよー。抜けないっすよー。ぶっかっちゃいますよぅ。ぼそり。




 決勝はタイトラ・練習走行より、降りも水溜りも遥かに酷い状態でして、出た途端にハイドロ。ピットロードでコースアウトするかと思ったくらい全面池、全面ハイドロ。もんのすごい水の抵抗と、顎の下から高圧洗浄器で叩き付けられているような水の壁また壁で、とーぜん前に誰か居ると視界はゼロ。全然走り込んでないコースで、CPがどこだか見えないのに、ひらすら踏みまくって、20周全部コントロール出来るわけないですねぇ。やっとドライでもウェットでも、タイトラは真ん中あたりに食い込めるようになったとゆーのに、色んな面でやりすぎて、レースはズタボロ。あ〜あ・・・。

 ま、こんな路面なので、接触も何度かありまして、1コーナーでゴツンときて泥まで飛んで最後尾になって、じわじわ追い上げたものの、中々前が安全に抜ききれずウロウロすること数周。中盤ヘアピンで追い付いた前の車を抜くときに、バンパー狩りをしてしまいまひた。ひー、ごめんなさい。ウェットは芸術的に上手い方なので、すぐにやり返されるだろうなぁと思っていたのに、直後に気配すらしなくなったのは、そ〜ゆ〜コトだったらしいです。わたくし絶対当てないことがポリシーだったのに・・・海よりも深くはんせい。


 ちなみに、超ヘビーウェットの決勝で、みなさま軒並み1秒ちょいタイムが落ちる中、T.T.とさほど変わらないタイムが出せたのは、途中から単走だったからです。ええ、バックストレートで斜めったまま全開とか、3コーナー以外は鬼畜ドリドリでございます。なんで単走になったかは、聞かないやうに。とほほ。1レースで複数回まわったのって、初めてでございます。ぽっ。

 まぁ、単独で回ったわけではなく、全部仕掛けそこねてヨレたんで「今まで地味になりすぎていたのかなぁ」というフラストレーションは払拭できた・・・とゆ〜ことにしときましょう。みたび立て直して、やっと前に追い付いたときは無情のチェッカー。断トツでドベなのは自業自得ですが、人様にご迷惑をお掛けしたのが凹むにゃぁ。タイトラまでのるんるん気分はとっくに吹き飛び、表彰を兼ねた懇親会でのアナウンスが骨身に染みる。








決勝ヒートでは全車両中の
セカンド・ベストタイムを記録しながら
なぜこの位置にいる〜ぅ!


あはははは・・はは・・・は・・・はぁ。

いや、なぜって・・・そりが分かれば、あ〜た、ねぇ。お笑いレンタルカーターとしてはおいしいオチですけれど、もう勝てるとこまで来てるのにぃ(軽く笑い)と改めて言われると、グッと来るものがあったりします。うぅ、ごめんなたい。ローマもカートも1日にして成らずなのよね。


 余談ですが、同じメンバーで別のものでは、「3勝1敗」で無敵の勝率なんですけどね。あまりの放心状態で、アブク銭でも入ったら買おうと心に決めていた、77年開催のF1富士のDVDのことすら、すっかり忘れておりました。1人勝ちした瞬間に次戦のエントリー第1号を申し出てウケをとれたのは、せめてもの慰めでございましたん。


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倶楽部冗談

とうがらし@倶楽部冗談






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