11-23-2005(Wed.)

ぎゃる隊2005 〜コスプレ大賞〜

【寒いぞ】
 今年はストーブがないんです。えっ。ちょうど房総半島の山越えをしているときに、早くも到着していたさっちんから報告電話が。あったんですけど、取ろうとしたら反対側のスピーカーに挟まって・・・ガリガリガリ、ドダダダダ、ブツン。すみません、山道はやること多くて。わたくし決して峠マニアではないんですけれども、下りで3速ホールド・ノーブレーキとか、車速と回転をいつまで一定に保てるかとか、ドライブ好きなみなさまはやりませんか?

 こり、いいイメトレになるんですよね。いつものコーナーは今日は上手く曲がれるかしらんとか、今のはもしかして上手く抜けられたかしらんとか。カートを始めると実車の運転も変わると言いますが、クルマでもバイクでも目的地に着くためだけでなく、そ〜ゆ〜楽しみ方が好きだったんで、レンタルカートにハマッたのもその続きのようなものでした。まさか自分がモータースポーツをかじるとは思ってなかったですけど、レンタルはどんな車が来るか分からないんで、なんでも乗りこなせたら素敵やん♪・・・・・と大カン違いをして、早4年。まだまだどの車でも、全然ポテンシャルを使い切れておりません。い〜の、い〜の、趣味なんだから。


 今年はグッとメンバーが増えての2チーム体制。半分は初対面のれで〜なので、いつになく真面目な出だしです。うふっ。そのわりには、ドラミで「何か質問はありますか?」と言われたときに、横にいらした魔神さまに「今年はなんでストーブがないんですかぁ?て聞いて下さいよぅ」と言い放ってましたが。「ははは。え、ボクが聞くの?」「いや、だって。参加の女性は走って暖まるけど、ボクはずっとピットにいるから寒いんですぅってゆってくださいよん」 すると、おもむろにコントロールタワーに消える魔神さま。ほどなく戻って来られると、「今タツカートにジェットヒーター持ってこさせるから」 はいぃ? さすがだ・・・。

 これにて、をなごちゃんチームは暖房完備。にゃに〜ぃ、暑いだとぉ、焦げるだとぉ。よ〜し、チームぼっこが寒くしてあげるから、待っててちゃふだい<おい




【今年のタイヤ】
 ぎゃる隊はADVANがスポンサーさまなので、タイヤはゴーカです。こ〜ゆ〜ほのぼのイベトでは、だいたいオーバーグリップのタイヤを履かせるモンですが、レトロなフレームとエンジンには、十分すぎるグリップのタイヤが毎回提供されてます。

 初参加の2003年がレンタル用ワイド(新品)と、なぜか五分山のSL86がごちゃまぜ。最初がEDのワイドで、乗り換えたTカーは5分山の86でした。ADVANはトレッド面が分厚いので、推定エアー圧0.8kgほどでは減った86のがと〜ぜん発熱が早いんですけど、バリ山のED7.10のグリップもけっこう強烈。ADVAN特有の鬼グリップでございました。2年目の2004年度は全車とも新品のSL02。これももちろん鬼グリップだったんですが、3年目の今年はなんとYRA-2。ADVANのオールウェザーでございます。

 去年まで「雨だったら」なんて微塵も考えていませんでしたが、今年の告知の持ち物の中に「カッパ」と書かれていたので、「雨だったらタイヤはど〜するんだろね」と言ってたところでございました。その手があったかとゆ〜感じ。事務局も考えましたね。茂原のレンタル用の冬タイヤは、今年からこれなんでしょか。

パターンはこんな感じ。全天候型タイヤなんで、トレッド面に溝が切ってあります。

ちろっと見えてる隣の車と後ろの車は、前後とも新品。我らがチームぼっこ1の使う2号車は、F5分山、R8分山。フロントは細かいパターンが摩耗してもうありません。

周りと比べて「うちらのタイヤ減ってるね」な〜んて話しておりましたが、このエンジンなら5分山のほうがいいかもしれません。


 ご参考までに、わたくしが体験したことのあるカートタイヤは、以下の11種類ほど。乗ったコースも車種もてんでにバラバラで正しい比較にはなりませんが、ごく大雑把に括ると、表の下にいくにしたがってグリップ力がデカくなります。今年のタイヤは下から3番目。広大な茂原の東コース+デチューン気味のGX200なら、普通に操作していればどのタイヤでも飛び出す恐れはありません。今年はさらに鬼グリップのタイヤでどういう感触になるか、ちょっと楽しみ。

銘 柄 規格 サイズ 標準リム 外 径 タイヤ幅 トレッド幅 用 途
ブリヂストン HF* 4.0×10.0-5 4.0 256 118 82 *レンタル専用
大半のレンタルコースが使用
6.0×11.0-5 6.0 278 187 126
ADVAN ED* 3.6×10.0-5 4.0 252 120 90 *レンタル専用
一時期F1ドリーム平塚で使用(現在はBS HF)
6.0×11.0-5 6.5 273 180 135
ADVAN ED* 4.5×10.0-5 4.5 252 130 103 *レンタル専用
ワイドタイヤ
7.1×11.0-5 8.0 283 210 178
ブリヂストン SL83 3.6×10.0-5 4.0 254 114 65 SLレース公認
ストッククラス用
6.0×11.0-5 6.0 276 173 117
DUNLOP SL83 3.6×10.0-5 4.0 258 115 72 BS83に同じ
ラー飯能のレンタル車はこれ
6.0×11.0-5 6.5 276 178 124
ADVAN SL83 3.6×10.0-5 4.0 252 120 90 BS83に同じ
83では最強のグリップ力
6.0×11.0-5 6.5 273 180 135
DUNLOP SL98 4.5×10.0-5 4.5 252 130 103 ストッククラス入門用
オールウェザー
7.1×11.0-5 8.0 283 210 178
DUNLOP YRA-1 4.5×10.0-5 4.0 257 127 90 ストッククラス入門用
縦溝入りスリック
6.5×11.0-5 6.5 277 179 125
ADVAN YRA-2 4.5×10.0-5 4.5 256 128 90 制限付き改造クラス用
オールウェザー
7.1×11.0-5 8.0 282 210 143
ADVAN SL86 4.5×10.0-5 4.5 252 130 103 旧SLレース公認
上級クラス用
7.1×11.0-5 8.0 283 210 178
ADVAN SL02 4.5×10.0-5 4.5 258 134 108 SLレース公認
上級クラス用
7.1×11.0-5 8.0 280 213 160
この上に、さらに公式戦格式用のハイグリップ・タイヤ数種があります。



【練習走行】
 練習走行は、時間が押して走行時間が切り上げになることを警戒して、初参加のメンバーから完熟走行をしてもらいます。

まずは、さっちんから。

林檎園のレンタル車が4ストに一新してから、ブイブイ言わせているれで〜なので、4ストカートはお手のもの。初見のコースでも堂々とした走りです。気合い入ってますね♪

あ、わたくしと名前が紛らわしいですか? 2人合わせて「さっちゃんず」と呼んでくれ☆\バキッ ←鶏頭と一緒にするでない


続いて、えりぼぉさん。ご専門はマーチ使いだそうで、4輪用のスーツが決まってます。え、借り物なんれすか? カッチョイイから、い〜んです。プロのデモランみたいですね。一番上にもコースの広大さが分かる、引きの写真を貼りました。

本格的な装備を見て、「カートのレースに出たことの無い人って縛りを思いっきり逆手に取ってるよね」とは、ひつじさん。がはは。ま、人生そんなもんでしょう。 ←なにがだ


 あのですね、毎年茂原の言う「カートレース」とは地方戦以上の公式戦とか、レンタルカーターは何年乗り倒していようと「レース経験者」ではないとか、ごく当たり前にしてなんとなく曖昧な点を話のネタにしてますけれども。「ぎゃる隊」で検索をかけると、超ド級のおとぼけれで〜もポツリポツリと、けっこうシビアな作戦を立てながら出てたりします。批難するつもりは毛頭ないのでリンクもお名前も差し控えますが、レンタルカートにはレンタル独自のツボがあるので、他でどういうタイトルをお持ちでも、ぎゃる隊を楽しむ資格はじゅうぶんあると思うのですよ。

 ぶっちゃけプロを連れて来るくらいなら、長年レンタルコースで活動している経験豊富な強豪女性チームを丸ごと連れてくるほうが、手堅くレースの勝ちは狙えると思います。んで、そんなチームはあるかとゆ〜と、無い。だから誰が出てもい〜と思うのれすよ。








誰が出ても










誰が出ても・・・












だ、誰が出てもっ












・・・・・・・・。









ごめん。

こりが見せたいための前フリかいっ。て、そうです。



 お2人の練習タイムを見て「あんま速くなさそうな車だね」と、ぼっこさんと作戦タイム。今年は変速スティントを使いまっす。去年は2回乗車の人が「アウトラップ→計測1周→インラップ」を2本だったので、今年はもそっと絞り込んだ作戦をやってみたかったのよね。かくかくしかじかで、こ〜ゆ〜パターンがベストと、スティント回しを説明。ほうほう、で誰が2分割やる?てのは、レース展開によっては入れる位置を動かすことも考えていたので、言い出しっぺのわたくしになりました。みなさまロング・スティント1本乗りを楽しんでくらさい。

わたくしひそかに、私服でも地味〜なコスプレをしてました。初参加の一昨年、シューマッハ・メットは慣れてない方への威嚇になるのではないか?とのご意見があって、以来ぎゃる隊はこのメットで参加しています。でもこっちのメットのほうが実は大マジ。

ただでさえ濃い信者が大勢いらっさるのに、加えてCABIN IMPULのトレーナー。見る人が見たら、お笑いコスプレ・カーターなんぞにぃと、ハッ倒されそうな組み合わせです。


 1つ目のメットは完全にコスプレのウケ狙いだったんで、2つ目のメットを塗るときは、気に入った柄にしようと思いまして。谷川達也さんが99年くらいにかぶっていたメットがカッチョ良くて、「あれ、やりた〜い♪」と大騒ぎしたんですけれども、サイドから後ろに流れるチェッカー模様が上手くレンダリング出来なくて断念。でもどうしてもあの明るいスカイブルーを使ってみたくて、モータースポーツに感心を持ち始めた頃、地元の雄として活躍されていた方のメットをコピーしたのれす。へこもペパーミントグリーンに塗りなさいって話もあったんですけど、さすがに実車までは・・・ぽっ。ああ、それなのに、それなのに。






神奈川県民、失格ですねぇ。

湾岸ミッドナイトのモデルになった方がご覧になったら、
縛り首モンですねぇ。ど〜もすみません。ぺこり。



本気のメットといへば、この方も。

オリジナル・ファンのみなさまも、怒っちゃいやん。
い〜のよ、誰も文句が言えないお人なんだから。




【作戦なんてあったのか?】
 さて。今年は短時間乗車を仰せつかったので、最初からアタックモードで行くです。巷の評価ではYRA-2は「ドライでは86並みのグリップ」とありますが、コンパウンドは86より硬いですね。この車速では表面が溶けるほどではないですが、いわゆる消しゴムのように減っていくタイヤ。02よりは食わない(粘りが無い)けど、横方向の剛性は確かに86並みです。グリップの感触はコンパウンドとゆ〜より、ブロックで食っているのが面白い。したがって、あったまってなくても食うタイヤ。まるで市販車のタイヤみたいです。


気になる車速はと言いますと。げっ、トップタイムを出している車より2秒近く遅い・・・。

 ホームストレートに戻ってきたとき、ダメダメっす、全然伸びないですぅとピットに手を振ったものの、分かったところで急に速くなるわけでもなし。

 2周目は1箇所タイヤに食われすぎて失速するところを直したものの、コンマ4〜5秒くらい縮まっただけ。1周目が1'11"99、2周目が11秒台真ん中くらいだったかな。毎年、車の目安にタイムを聞かれるので、忘れないうちに書いておこう。2004年の参戦記は出掛ける数時間前に更新したので(ぉぃ)、去年の最速号のタイムもうっすら憶えていたんですけど、なんかもうちょっと時間がかかっているような。と思ったら、今年は内周のショートカットがなくなって、距離が少し伸びてました。わ〜い、フルコースの走行だ〜い。で、一番速い車がどのくらいのタイムかと言いますと、今出ている中では1'10"フラットくらいなのよね。あはは。1'08"台も出てるの? うはははは。んなら、やることはただひと〜つ。

 え〜と、泥以外は全部通りました、泥以外は。結果は、1〜2台オーバーテイクすると1'12秒台前半、1箇所黄旗が出ると1'12秒台後半。ほぼクリアの状態で、1'11"31が限界でございました。分かっちゃいたけど、飛躍的に伸びるツボはないっすね。乗ると抵抗になるんだけど、距離は稼げる悩ましい縁石もありまして、体感じゃ明らかに失速しているけどタイムはどうか、ピットインする前にも1度確認。ううむ、やっぱコンマ3〜4秒は落ちるようです。特に今年のタイヤは無茶食いするので、舵角を当てすぎたり車を横に向けたらサヨウナラ。これだけで0.5秒はタイムが落ちてしまいます。ステアリングは一番切るところで指2本分くらい。

 とにかく通れるところは全部使うです。去年は通らなかったところも、いちお全部試しました。「えっ、そんなところも通ったんですか?」「そんなのありましたっけ???」「う〜んと、でもココは通らないほうが良いと思いますぅ」リスクもさることながら、距離のわりに全くタイムアップしなかったんで、抵抗が大きいんでしょね。あ〜んどボコボコ音が延々響き渡ってしまい、マーシャルさんが振り返ったんで、このラインは封印。アンダーパワー車は丁寧に乗らないと。 ←ゆってることと、やってることが違うじょ

 どんなところかとゆ〜と、まぁその・・・上海のモントーヤとでも言いましょうか。すみませんすみません。




【怪しげなラインのレクチャー】

非力なレンタルカートは、タイヤに食われるとたちまち失速してしまいます。

「ココって失速しません?」「あ、したした」記録して頂いたラップタイムとコース図を照らし合わせて、練習走行の感触から一見遠回りに見えても失速しないポイントと、ギリギリまで寄せたほうが良い箇所をサックリ報告。

みなさま楽しみながらも、真剣です。


真剣です。








真剣なんだけど・・・・・










でも
















ウマ






い〜のよ、走ってカッチョ良きゃ。
昔から「パドックにはウマ」と相場が決まっておるのです。





ほ〜ら、カッチョイイ。
カ、カッチョイイ・・・

キャラコートが泣いてるぞぉ、わはは。て、人様のことは言えないですね、じぶん。

しかし、ウマに抜かれるのってヤだろうなぁ。「俺だったら、ぜってーあのチームにだけは負けたくねーと思う」とは、にんじんさん。ぢゃ、来年は全員でやるか<こらこら


 今年は2チーム体制になって、いっそう充実のピット。鶏頭のわたくしがこうして練習タイムなんぞを書けるのは、ひとえにペコさん、くまどんさんがキッチリ全周回タイムを計ってて下さったおかげです。すばらしいっ! おかげさまで、どこを通るとどれだけ食われるか、かな〜り把握できましたん。リリーさんが持参してくださったサインボードも、本格的でカッチョイイですね。にゃんかうちのピット、まるで勝ちに来たチームみたいぢゃないですか。とーぜんだ、ウケじゃどこにも負けないですよん♪ 今年も話題総ナメをガッチリ狙いまっす。まきえさんたちの「ぼっこ2」も、スプロケを見た感じでは並みの車。あとはエンジンが良いことを祈りましょう。



【Aグループ決勝】
 すっかり実況のネタ帳と化したチームぼっこは、実況率ナンバー1でしたん。メットに赤リボンでグリッドに着いたえりぼぉさんを見て、「2列目、4番グリッドは本格的レーシングスーツのチームぼっこ1。でも・・・アタマにリボン(軽く脱力)」。ふっ、見たか、ただの美女軍団ではなんだじょ。見ないほうが正解? うるたいにゃー。さてコース上のえりぼぉさんは、車が出ずにやや出遅れたかと思われたものの、毎周回1台ずつ確実にパスして、交替時にはトップで戻ってまいりました。すばらしっ!


こちらコントロールタワーの2階から首を出して、チームぼっこ1のメンバーに呼び掛けるMCさん。


「次、誰乗るのぉ?チアリーダー?」
「は〜あぁい♪」

えっと、いちお元ネタはスーパー女子大生ゴリエだったりするんですけど・・・。


 ご、ご、ごめんなたい。女子大生は無理がありますね、ただの女子にしておきますぅ。あ、「子」も、やめますぅ。ただの女ですぅぅぅ、それもけっこーヘンな・・・。「えー、カワイイですよぉ」とはリリーさん。いい人だぁ♪ 「親が泣くぞ」とは、ひつじさん。そ、そうねぇ。よりによってこの日の車両担当は、
Riseさんの貸し切りの時に数年ぶりにお目に掛かった、KariRacingの元店長さん。前回は「わー、お懐かしゅう♪」な〜んてお声掛けしたのに、この格好じゃ恥ずかしくって名乗れませんっ


 さて、わたくしの2分割乗車1回目。当初の予定より若干安全マージンは取りました。走行タイムより交替時のロスが気になるスティントなので、コースインした瞬間にと〜ぜん全開。「なんすか、あれ? あのカッコで、カーターのラインですよ」と実況されていたらすい。




いへ、わたくしただの通りすがりの者ですぅ。



 う〜ん、1回言ってみたい。ぷらっと通りかかったコースで、何気に1本だけレンタルに乗って。レンタラーの憧れです。

 今年も相変わらずサポートの男性陣がすばらしく、ドライバーチェンジのロスタイムは昨年同様、だいたい10秒前後ですね。お、ピットインした周回でも、ベストラップより2秒しかロスってないじょ。ピットロードの速度は、こりが限界でしょね。イエローカットや徐行違反でつまらんペナルティは取られたくないので、ほどほどにしときましょー。今でも十分最速ピットワークだしのぅ。ふふふ。まだほんのちょっぴり、ピットで詰められるところはあるんですけど、機会があったら来年チャレンジしてみます? 乗り手が慌ててしまうならやらないほうがいいんですが、落ち着いてやれば安全対策にもなるんで、また様子を見ながらって感じでしょか。

 続いて、さっちん。全く問題なく快走しているので、ピットの話題はもっぱらコスプレ。ピンクのナース服って、コースに映えますね。どこにいるのかすぐに分かって、見守るほうも安心です。お次は、ぼっこさん。去年は苦しい車で、ピットインするたびに1位と2位を行ったり来りでしたが、今年はディフェンディング・チャンピオンのをなごチームがグリッド上で不運な車両交換。抽選でフロント・ロウを引き当てたときは、強運だなぁと思ってしまいましたが、なんとも不運なアクシデントでした。でね、2列目のえりぼぉさんも何度も「エンストしてますぅ」と手を挙げているのに、3列目がさらに大変。Tカーもエンストしとるんですが・・・。強烈に長〜いスタート進行で、イン側スタートの車両は全滅でございました。

 スタートで出遅れたのは、そんな経緯もあったんですが、すぐ後ろの最速号。3号車もグリッドで車両交換の憂き目に遭って、慌てて出したTカー2台はエンジンが冷え冷えで出足が伸びず。チームぼっこ1にとっては、大本命2台の不運でずいぶんラクな展開になりました。ぼっこさんが走っているときは、もう単独トップだったと思います。実況さんとしては、そりでわつまらなかったのかぴらん。








チームぼっこって、なんなん?




これで頭が良かったら、とんでもないチームですねぇ。






 ありまとー♪オイシイ前フリをありまと〜っ。「ただのバカ」じゃ淋しいので、「ひと山¥100のおバカ」と呼んでくれぃ。



 さてラスト・スティントは、再びわたくし。2分割乗車の2回目でございます。3列目から出た3号車@乗り換えて9号車、速いですね。にんじんさんとも何人か「あの人、絶対経験者だよ」と、速いれで〜をチェックしておりましたが、ラスト・スティントに出てきた女性。スタートは車が全然出なくて、全車が内周に入ってからやっと動き出した不運もありましたが、ラストはやはしエースが出てくるようです。抜けません、全然・・・。

 なんとか失速しないようにタイミングを取りながら、3回くらいは食い下がったんですけれども、あらゆるコーナーであれこれやって、ふにゅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ、ふぅ。でもすぐに、サクッふにゅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ、ふぅ。サクッ。こりの繰り返し。ピットじゃゲラゲラ笑ってるし。

 落ち着いて上手そうな方だったんで、1回だけギリギリの所を差したんですが無理に寄せてきたりしないし、ご自分の車をよく分かってます。危ないところでは仕掛けずに、広いところで全く危なげなく前に出られちゃいます。耐久レースの王道ですね。ふにゅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ・・・て、あんまりやるとピットがハラハラしそうなんで、もうやめますぅ。周回が違うのは分かっていたので、そのまま大人しくゴ〜〜〜ル。今年ちゃんとトップだって分かってましたよん。 ←今年はってなんだ


スタート前じゃありまへん。

みなさまが稼いでくれた大量リードのおかげで、こんなに後ろが開いているんです。まだ1周ちょい応援の方々はコースを見ています。

今年も2秒遅い車で、よくぞ勝てたものと思います。改めまして、全メンバーとサポートの男性陣に感謝!



 近くを走っていた方々の名誉のために少々付け加えますと、わたくしがチェッカーを受けたとき、すぐ前に2〜3台いたのれす。競技長がコースの真ん中まで出てきて、「チミだよ、チミ」と指さしてチェッカーを出したくらい、前との車間が近かったです。で、みんな一斉に減速しちゃってました。

 ど〜ゆ〜ことかと言いますと、わたくしはチェカーを受けているので前を抜いたらマズイんですが、各ポストのマーシャルさんがわたくしを指さして減速指示を出します。黄旗を横にして「押さえろ、押さえろ」ってやる、ありです。・・・なんですけど、車間が近いんでどっちを指さしているのか分からないれで〜が続出、てことだと思います。わたくしも「あ〜い、分かりましたん」て挙手して減速してるんですけど、でもずっと前が詰まってるし・・・。こ〜ゆ〜のは誰が悪いってワケじゃないから、しゃ〜ないですね。旗を見てないよりは良いですし、マナーの良いれで〜に遊んで頂いて、走行中も楽しめましたん。




【Bグループ決勝】
 お次はBグループ、チームぼっこ2の登場です。わたくしいまだにABCはど〜やって組み分けしてるのか知らないんですが、今年は2チーム体制のところが多かったので、いちお同じチームは同じ組にならないよう、配慮されてるんでしょか。ぼっこ1で成功したら、ぼっこ2も同じ作戦で行ってみる?とゆ〜わけで、ぼっこ2のみなさまも、同じスティント回しで臨みます。

ぼっこ2のスタートは、ぺこさん。カートはそれほど経験がないとのことですが、どうして、どうして。座った姿勢はサマになってますよね。基本が出来ている方は、何に乗っても速いです。走行中も笑顔で、とっても楽しそう。

茂原へはご主人とお子さんと一緒でした。息子さんはお母さま似で、すんごいカワイイ♪ ピットが華やぎましたん。誰でぃ、泣かしに行ったのは。ま、誰ってのは、そのうち分かります。うはは。


ぼっこ2で2分割スティントを担当することになったのは、チームぼっこ初参戦時から参加しているまきえさん。3年目なので、今年はチームぼっこ2のまとめ役。2分割スティントも担当します。

身体張ってまとめてたって話もあったりするんですが、わはは。いへ、ピットのムードメーカーは大事です。お初のみなさまも、リラックスしてくださったんではないでしょか。えらいっ。ちなみに、写真は練習走行時のものです。すんごくトウ・アウトに見えるんだけど、気のせい?


カート体験はまだ数回とおっしゃるリリーさん。えっ、そうだったんですか。普通に乗ってらっしゃるので、全然気が付きませんでした。落ち着いた走りで、素晴らしかったですよぉ。

ぼっこ2はドライバー交替で2位と3位を行ったり来たり。1台独走気味ですが、ありわ前の組でも1'08秒台を出している車なので、ほっときましょう。大きな混乱にも巻き込まれず、堂々のポジション・キープ♪ ホントに初レースだったんですか?


ぺこさんとはジムカーナ仲間とおっしゃる、くまどんさん。ほれ、見ろ。お2人ともちゃんとフル装備じゃないか。ま、装備といへば、ぼっこ1もある意味フル装備だったりするのだが・・・。

ぺこさん共々、細かいターンが上手いです。抜きどころもバッチリで、後ろから爆速で追い上げてくる超アタリ車と互角の走りで、表彰台圏内をキープ。あとちょっとで2位に浮上か、というところでドライバー・チェンジ。応援にも力が入ります♪


くどいようだけど、みなさまの写真は練習走行。朝一で車チェックをしたときは、もそっとキレイだったと思うんですが、けっこうボコボコですね。そーいえば、走行前にフロント・カウルを引っ張りあげたやうな。

電気も良くなかったみたいで、ウワンウワンと変に失火気味だったとか。ぼっこ1の車も朝はなったんですが、GXって冷えてるとこうなるんでしょか。レースは、さらに後ろを引き離しての3位入賞。これにて表彰権獲得でしょか♪




【ペーパーテスト】
 人間ダッシュはよほど評判が悪かったのか、今年もアトラクションはペーパーテストでございました。それも2人1組で2回も。おろっ、2ヒート目はいつ出るの? あ、レースは1回。ほぉ。だから練習走行が40分もあって、最初のレースも40分だったのれすね。 ←全く分かってないヤツ

 最初のペーパーテストは、ナゾナゾと一般常識。おぅ、まかせろ・・・と思ったら。今年はペーパーで稼ぐってほどは、差は出ないな。パッと見、超カンタン。こ〜ゆ〜問題だと、1つ間違えると致命傷っぽいです。3つ間違えたんですけどね。うはは。え〜と、今年は帰宅後すぐにメモらなかったんで、問題は忘れまひた。間違えたとこは覚えてまっす。「アルジャーノンに花束を」の作者って知らないと恥なの? いまだに分かってないんですけど。ま、いっか。「日本で一番面積の大きな県は?」えっ、ほっきゃーどーでしょ。4択じゃなかったら、何も疑わずにそう書いたな。わはは。で、どこ?

 でね、「茂原ツインサーキットのレストランの名前は?」って一般常識なのれすか? 茂原を走り倒してラク勝で分かるれで〜は、いないハズと思うんですけど・・・。窓から見えたからい〜ですけどね。こりも4択につき、ボケどころはありまへん。ちぇ。知らにゃいよ・・・と投げ出し気味のわたくしに、「あれって読めませんか?」とさっちん。あー、そーいえば、目を凝らすとガラスで光ってない真ん中らへんだけ。せんきゅ〜。

 やられたのが、「貝は貝でも、女性がうっとりする貝は?」とゆ〜問題。これ以外はサックリ3分くらいで書き終わってしまったんで、MCさんの茶々入れにそっこーでつかまります。「チームぼっこ、断トツで早いわ。したら最後のこれもカンタンでしょ」「う〜ん・・・阿藤快」「阿藤快じゃうっとりしないでしょー」そお?失礼な。「じゃ、宍戸開」「ふふふふふ」違うらしい。まさか「司会」ってオチじゃないだろな。「ど〜しても思い付かなかったら、それにしときます?」「そだね」結局さんざ考えて、けっこうまともな答えを書いたのに・・・。

 正解はナイス・ガイだそ〜で。はいぃぃぃぃ? そりならさっちん案の「阿藤快」のが良かったじょぉ。日活ニューフェイス・シリーズで、なんたらガイっていっぱいいただろ〜にぃ。「それ、相当古いっすよ」とは、丹頂ヘルさん。およっ、26歳で知ってたらマズイかぴらん。ほほほ。せっかくの記述問題なのに、ウケ狙いをハズしたのが、かな〜り悔ぴー。 ←おのれは何しにいっとる



【結果発表〜♪】
レースはキツイ車ながらも善戦して3位入賞、ペーパーテストで高得点を獲得したチームぼっこ2のみなさまが見事、総合2位を獲得。おめでと〜♪

ボタ餅いただきました・・・って、なにをおっさる。餅は拾える位置にいてこそです。いや、マジで。ぼっこ1のほうも、出来ることを確実にやったからこそ、運が活かせたのですから。レースでは・・・。


 キャー、もしやチームぼっこで1-2しちゃう? そうは行かないのが世の中なのよねぇ。総合1位はレースで苦戦しながらも、ペーパーテストで断トツの高得点だった、ディフェンディング・チャンピオンのをなごちゃんチーム。今年は中野さまがいらしてないので、コスプレで「特別賞」はないのです。ふはははは、いい夢見せてもらったよ。レースは1回だけだったんで乗った車も1台きりですけれども、練習走行40分・レース40分てのは、去年までのスケジュールよりいっぱい走れた感があって良かったです。ん?去年も1点差でをなごちゃんに負けてんの? とりあえず、チームぼっこにもアタマのいいメンバーがいたってことで、い〜ではないですか。

 あにょ、わたくしレースで勝ってペーパーで沈むって、すんごくオイシイ結果だと思うんですけど・・・ダメ? 個人的には、あっぱれお笑いコスプレの鑑と思っています。が、ひとこと言わせて頂ければ。




数学ってホントに30分でやる問題?




 ババですよ、ババ。チームに理系アタマがいようといまいと、この問題数だと時間が足りないと思うのれすが。国語・英語・数学と3種類あった入試問題のうち、国語を引いたチームは軒並み高得点。数学は「レースだけじゃ勝てないんだじょぉ」という狙いでしょう。こりで走って上位、数学でトッップ、見た目も美女軍団(ココ重要)だったら、主催者さまが泣いちゃいます。

 朝のドラミで、「旗の意味、もう1回だけ説明してくらさ〜い」とおっしゃったハツラツれで〜。わたくし、あ〜ゆ〜カワイイ女性大好きです。レンタルカートはレーシングカートよりさらに女性が少ないから、お初のれで〜が「カート乗っちゃったー♪楽しかったぁー♪」とゆってくれたら、嬉しいじゃないですか。そう思うと、結果的に上手くハマりましたよね。こりでお初のれで〜にレクでも難問が行ってしまったら、踏んだり蹴ったり。あ、そ〜ゆ〜チームはアタマいいのか。モータースポーツに注ぎ込んで壊れてないから・・・・・。待ってろよぉ、茂原。来年はアタマ鍛えて行くかんなっ。人間ダッシュだったりしてね<おい

 恒例のジャンケン大会は、今年は抽選でした。朝あらかじめ配られた抽選票の番号で、運命が決まります。去年は女王様に大型TVを持っていかれ、今年はDVDプレイヤーかぃ。どこまでもつおいにゃぁ・・・と思ったら。最後の最後で、やってくれました。えりぼぉさんと、リリーさんが、現金3万円にダブルで当選! チームぼっこ、こんなところで1-2です。すげー、エントリーフィーは完全に取り返したじょ。にゃんかわたくしこのパターン、「とある全日本」のデジャブかと思っちゃいました。帰りはえりぼぉさんの大盤振る舞いで、夕食を頂きました♪ ご馳走さまで〜す。げぷ。



【うるわしのゲスト】
ぎゃる隊って、へら〜り軍団が来ることでも、知る人ぞ知るイベントなのですね。今年はカウンタックも来てました。

ぎゃる隊でweb検索すると、スーパーカー関係のページも見つかったりしますが、同じ日に同じ場所にいたとは思えない。ぎゃる隊参加者のレポで、へら〜り軍団が出てくるかとゆ〜と、それも皆無なんですけどね。今年はチームぼっこから親善大使が派遣されました。自主的に・・・。


へら〜りが来るなら、こんなヘリも来たりする。てほしとしては、と〜ぜん撮るでしょ。ふふふ。

携帯なので画像がイマイチですが、こりわなんすか? 水陸両用? 霞ヶ浦にも降りられちゃうってことでしょか。「あー、あれ去年もいましたよ、2枚羽根なんですよね」て、そうなのか。「去年は黄色だったよ」おろっ、みなさまよく見てますね。カナリア・イエローのも見たかったにゃぁ。


今年も会えました♪ 毎年メルセデスの2階建てバスで登場するゴージャスなご主人に連れられた、黒い2匹のレトリバー。親子なのかな。サーキットの騒音も嫌がらずに、元気にパドックを駆け回っておりました。

ご主人の運転するゴーカなバスは、側面にカストロールのペイントがど〜ん。てっきりプロモーションがらみかと思ったら、なんと個人所有だそう。ひえ〜っ。


去年はもう1匹黒いレトリバーがいて、カストロール親子とはしゃぎ回っておりましたが、今年はシェットランド・シープドッグもおりました。カワイ〜イ♪

ペイントツールで赤目を補正したので、ちと本来のカワイさが出ていないのが残念です。ペットも優しく優しく育てるとカワイイお顔になるもので、黒いわんちゃんともども、良いご主人に恵まれているようです。また遊びに来てくらさいね。


 え〜、なにかを期待しているみなさま。嬉し恥ずかし、お宝画像はこちらです。強烈に重たいですから、ま、気を落ち着けてご覧になってくらさいまし。



【おまけ】
 みなさま楽しみながらも真面目にモータースポーツに取り組むれで〜なので、真面目なお話なんぞも少々。知ってる人には「とっくに知ってら〜い」とゆ〜お話で、お初の方には耳新しいことかもですが、軽〜く読み流してくださいませ。わたくし、すぐ引きますので<おい

 ぎゃる隊で使用している車はGX200というトルク型のエンジンで、多少の体重差ではコーナリング速度もトップスピードも変わらないです。30kgも40kgもある甲冑を着けるとかなら別ですが、5kgや10kgくらいの重量差は全く影響ありません。アとを祈りましょう。

体重差のお話になると、いたずらにややこしくなりそうで警戒しちゃいますね・・・。いつも話題になるので思うところはあるのですが、そりわまた場を改めて。それもこれも含めた曖昧さがレンタルカートの良いところなので、相手の腕を誉めあうくらいにしといてくらさい。



 でっ。毎年ぎゃる隊の車が強烈にトップスピードが違うのは、スプロケットのサイズによる差です。ハコ車のみなさまには、「ギア比」と言ったほうが分かりやすいでしょか。カートはエンジンからドライブシャフトが出てまして、ここにスプロケットという歯車がついとります。ドライブシャフトと後輪のあるリアシャフトはチェーンで連結してますが、このリアのスプロケとの組み合わせで、最高速重視の高速型か、低速重視のトルク型かが決まります。去年度のロケットスタート&高速が伸びない車はトルク型、思いっきりロウ・ギアードの車だったとゆーことです。実車で言うと、出足は力強いけどトップが伸びない車はオーバートップがない3速車か4速車、出足は鈍いけどトップが伸びる車は6速車か7速車で、セカンドまたはサード発進してるようなもんです。

 ノーマルGX(ぎゃる隊車のエンジン)はフロント・スプロケの歯数は同じなので、リア・スプロケの歯数を見比べると、走る前から速い車か遅い車かだいたい分かります。今年の車は3号車と9号車が高速型のスプロケ、全車の中で最もハイ・ギヤードな設定になっていて、あれが一番トップは伸びると予想できます。チームぼっこ1の使った2号車は、まぁフツーの中のやや低速型。チームぼっこ2の4号車は、2号車より1丁くらいは高速型かなぁ、でも全部の中では並みとゆ〜セッティングでした。

 細かく見ていけばエンジンの個体差、フレームやタイヤのバラツキもありますが、全車を同じギア比にしたら1周で5秒も10秒も差が出ることはないと思います。ゲーム性の高いイベントなので、もしかしたらわざと揃えてない?ちうのは、勘ぐりすぎでしょか。毎年、「来年こそは一番速いので、どのくらいタイムが出るかチャレンジしてみた〜い」と思うのは、もしや主催者側の思うツボ?


【リミッター】
 コースでご質問を頂いたので、リミッターのお話も。ぎゃる隊で使う車は、レブ・リミッターがかかります。ぼっこ1の車も、思いっきりリミッターが当たる箇所がありましたが、どうやって解除するかというご質問。原理は、オートマ車と一緒です。遠心クラッチが着いているエンジンなので、クラッチがガッチリ噛むまでにニュートラルに入る回転があります。下りなどでアクセル調整してそこまで戻せば、エンブレが効かなくなって自然落下で転がります。ただ、練習走行中に1度やってみましたが、茂原の東コースではラインで詰めたほうがタイムは良かったです。APGくらい長い下りの直線があれば、効果があるかもしれません。機会があったら、チャレンジしてみてくださいね。

 GXエンジンのリミッターは電気カットではなく、バルブの開閉タイミングで調整しているので、もちろん機械的にいじれる箇所もあります。「走りながらいじれる」な〜んてお話を小耳に鋏むこともあるかと思いますが、参加ドライバーの経験差が大きいレースでは、多少のラップタイムの差より、いかにロスなく前に出るかに集中したほうが良いと私は思います。

 遅い車でいかに勝負するかがレンタルの醍醐味でもあるので、車のバラツキも楽しんじゃってください。もしも速い車に恵まれたら、それはそれで普段勝てない人に勝てちゃったりしますしね。マイカートとレンタルカートの違いは、自分で作ったお弁当は中身が分かっているけど、人様が用意してくれたお弁当は開けてみるまで分からないとゆ〜のと、同じように私はとらえています。


【必ずやること】
 私がレンタル車で必ずやることは、ブレーキテストです。タイヤの説明の箇所にシート合わせしながら後ろを振り返っている写真がありますが、こりわブレーキタッチを見ています。どのくらい踏めばパッドがローターに当たるか足で感触を確かめて、練習走行でもピットロードで車が動き出したら2〜3回やります。軽く踏んでどのくらい効くか、パニックブレーキをしてちゃんと止まるか、踏んだときに変な挙動をしないか確かめてからコースインします。これをやっておくとおかないとでは、競り合いになったとき前に出られる確率や、イザというときの危険回避率が格段に違います。その日初めての車に乗るときは、ぜひやってみてくださいね。

たま〜にピットロードでビッタリ後ろについて出る人がいるので、必ず後ろが空いていることを確かめてからテストするようにしてくらさい。


【危険回避】
 すぐ前の車が急にヨレてコワかった、どっちへ動くか分からなくてコワイというお話も沢山聞きました。そ〜ゆ〜ときは目線をもっと遠くにすると、恐怖はかなり軽減すると思います。こりわカンタンにできて、タイムアップのポイントでもあるのでオススメです。どのくらい遠くを見るかは車速とコースレイアウトにもよりますが、ぎゃる隊なら10mくらい先、S字やクランクのような箇所は、2つ先のコーナーを見る感じで丁度いいと思います。

 先が見えないところで追い付きそうなときは、コーナリングの姿勢に入る前に、前車との距離やどこを通るかを頭の中でシミュレートしておくと、タイヤやクラッシュパッドの陰でスピンされても、何とか除けられます。ポイントは、相手の真後ろに入らないこと。公道でも、止まりたくないのに前が詰まりそうなときって、早めにラインを変えますよね。あれと同じです。危ない車には近寄らない、こりも公道と同じに考えて良いと思います。「危ない車」と言ってしまうとレースでご一緒する方に失礼ですが、「どういう走り癖か分からない人」「一緒に走ったことのない方」と考えてくらさい。意表を突いた動きをする車って、相手から見ると自分も意表を突いた場所にいるんだと思います。


【耐久のツボ】
 タイムアタック形式の個人戦なら車で決まる部分が大きいですが、2秒遅い車でもチームワークで勝負できるのが、レンタル耐久の楽しさだと思います。私はアップルでのスプリントと耐久の経験が最も多いので、言ってみればアップル型の考え方をしますが、親しい常連の間では固定チームが存在しなかったので、気心の知れた仲間でも少しずつ考え方は違います。絶対こうやれということではなくて、色んなレースで色んな人とご一緒して、良いと思ったことはどんどん取り入れながら、自分に合った方法で楽しんでくださいね。

●レンタル耐久で上位を狙う最大のポイントは、テンパらないこと。意外に思われるかもしれませんが、じつわこれが一番強い。ドライバー交替などで「早く、早く〜ぅ」な〜んて選手をまくっちゃうのは、自滅街道まっしぐら。動作が早いように見えてもワラワラしてトチってしまうから、1回で正確にやるより時間がかかってしまうんです。急かすとケガの元になるので、人にも自分にも良いことは何もないですしね。

●今1つのポイントは、司令塔は1つにすること。タイム的に速い人をバラバラにかき集めても、勝てない理由はココにあったりする。突き詰めていけば、スプリントでも耐久でも押さえなくてはいけないレースのツボは、誰が考えてもそう差はないハズです。が、人によって気にするところ、優先順位が微妙に違うので、ベテラン同士でも温度差は必ず出ます。そうなったときに強いのは、個人の理想論よりも色んなやり方を知ってるかどうか。1つのやり方を忠実に踏襲することを目指すより、そのレースに合わせた行動を柔軟に出来るほうが強いってことです。

 その点「チームぼっこ」はリーダーのぼっこさんが要になって、それぞれが自主的にあると嬉しいことをやりながら、無駄なくうま〜く楽しんでいましたよね。2チーム体制で人が増えた分だけ、さらに充実したピットにかんどー。ピリピリしないのが、なによりイイ! こ〜ゆ〜ところで、リーダーの器のデカさが利いてます。アッチはそうしてコッチはそうして・・・な〜んて事細かに言っても、出来なかったことばかりが目に付いて、神経すり減るだけなのよね。「ま、様子見ながらテケトーに、ニャッハ〜♪」くらいが丁度いいのよ。こり、ホント。(でも細やかな気配りもオクビにも出さずにやっている)


 メンタリティには個人差があるので、「焦るな」と言っても難しいかもしれません。でも、絶対にチームメイトを急き立てないこと(古ダヌキ同士のお笑いぷれっしゃ合戦は除く)、楽しむことが最大の目的ということを忘れなければ、結果は自然についてくると思います。

 長いお付き合いの仲間とよく話題になることですが、たとえミスしても笑って許せる(許してくれる)チームが、やっぱり一番楽しいです。レンタルカートはピリピリしながら勝つよりも、目一杯楽しんで笑って帰ったモン勝ちと思っています。また来年もゲラゲラな楽しいチームで、みなさんとお目に掛かれることを楽しみにしています。


Photo by:ひつじさん、丹頂ヘルさん
Special Thanks:にんじんさん


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とうがらし@倶楽部冗談






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