8-28-2003(Sat.)

野良なのに


 子供たちのお気に入りの場所でお昼寝しているのは、以前にへこのフロントガラスをつい〜っと滑走していたキジトラくん。最近ココが気に入ったみたいで、野良にあるまじきだらしない格好で、よくお昼寝しています。先日はもうちょっと左側の草叢のわきで、お腹を上にして大の字に寝ていて目点になりました。今日は比較的マシな格好で寝ていると思ったら。

 よっぽど眠かったんでしょうね。石垣のフチに引っ掛けた頭が、カックリ、コックリ。舟を漕ぐ度にズルッと滑って、ハッとしてはまたカックリ。こみあげる笑いをこらえてしばし観察していると、段々頭が石垣の外へとズレていきます。お〜い、落ちちゃうじょぉ。望遠で覗いてみるとズーガーと波打つお腹に合わせて、でれっと開き切った指がわずかに開いたり閉じたりしているのが、なんだかおかしい。

 ちなみにココがネコにとってどれだけ安全な場所かというと、引きで見た周りの景色はこんな感じ。



 手前の赤い屋根が我が家のひさしで、お隣りの庭のフェンスはこの土手の一番上。黒い寄せ棟の屋根が一段下のおうちで、ネコの頭の先に見えているのはそのさらに一段下の、また別のお宅です。

 このあたりはヒナ段の造成地ということに加えて、一番低い位置にあるおうちは大きな平屋建てなので、ネコの視線でも画面上にあたる南側の駅方面がよく見渡せると思います。しかもお隣りは数年前に庭の平らな部分を囲うように柵を作ってしまったので、デッドゾーンと化した土手には隣家のおぢさんが植木の手入れにでも来ないかぎり、思っいきりくつろげるパラダイスなのでしょう。もっとも画面左上に見えているつつじの陰で、おぢさんがせっせと植木のお手入れをしていても、いつもの親子連れは石垣の角で遊んだりしてましたけど。

 キジトラくんがいるときは子供たちが来ないので、ちょっぴり淋しい思いをしていましたが、大人のネコでもこ〜ゆ〜おマヌケさは見てて飽きないものですね。このところ、お向かいのガレージやご近所の石垣にせっせとマーキングなんぞをしているので、しばらくはキジトラくんがこの4軒の敷地の角が交錯する、「ネコの一等地」を占領しそうな雰囲気です。


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とうがらし@倶楽部冗談


















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