10-2-2003(Thu.)

すっぽり



さて、こりわ一体なんでしょ〜?



 先週の金曜日のことでした。我が家のテラスに置かれた、鉢植え用の土を作る大きなボウル。ここ2〜3日はこのへんにゴロンと置かれておりましたが、ふと目を向けたとき何かいつもと違うものを感じたです。

こ、こりわ、もしや・・・トム・・・。


 さよう、わたくしが勝手に「トム」と名付けた、あの3兄弟の一番の甘えん坊です。いつもは警戒心が強くて母にピッタリくっついているのに、この日はこんなところにすっぽりおさまって、すやすやお昼寝。最近ご近所で夜中にネコのケンカ声が絶えないので、夜はぐっすり眠れないんでしょか。



上から見ると、こんなふう。

前日の雨のせいで窓ガラスがちょっと汚かったので、そ〜〜〜〜っと窓を開けて恐る恐る上からパチリ。

あり? 起きない。
にゃんだ、ならいっぱい撮っちゃお〜っと♪




あ、ごめんなたい。
起こしちゃったわん。

どしよ・・・・・・。



・・・って、あで???


また寝るのぉ?

いへ、い〜んですけどね。

うるたいにゃぁ。また写真?

あー、すみませんすみません。

んでも、見掛けるたびに撮ってるので、だいぶカメラ馴れしてきました。


ね?

うるさげに向きを変えるだけで、再びぐ〜が〜お昼寝。それもときおり前脚の先がピクンとしたり、頭がカックリしたり、思いっきり爆睡状態です。



 わたくしキジトラの大の字寝に続いて、こりも自分の目を疑いました。この写真を撮った前日の夜は、三毛母とトムがこのテラスで雨宿りをしていたらしい。うちの母親が雨戸を閉めようとしたら、三毛母が切なそうな顔でじっと見たので、追い払わずにそ〜っと雨戸を閉めたそうですが、翌日すでにこりだもの。トムはすっかりココが安全な場所と思ったらしく、おかげで家族は小1時間に渡って、代わる代わるトムのお昼寝を楽しみましたが、「居つかれたらど〜しよ〜」とは庭を荒らされたくない母親の弁。

 最近石垣の上にいないと思ったら・・・な〜んて話題が出たので、さっそく大人キジトラのお昼寝の様子を話してみるに、「野良にあるまじき警戒心のなさ」はキジトラだけではなさそです。「あら、それならこの子猫たちも、まだ掌くらいの大きさの頃に、下の石垣の隅で大の字になって寝てたわよ」て、えっっっ。そ、そりでい〜のか、トム。気になるテラスのボウルはと言いますと、今週も土が入ったままず〜っと放置されてます。「あれからまたネコ来たの?」となにげに聞いてみると、「それが来ないのよ」となんだか不満そうなお返事です。あにょ・・・、居ついて欲しいのか欲しくないのか、よく分からないんですけど。


 キジトラといへば。夜遅くに帰ってきた日、あまりにもヘロヘロだったので、すぐに荷物を下ろさずに玄関先に車を停めて、ふうぃ〜っと車内で伸びをしておりました。するとフロントガラス越しに、ボンネットの縁から何かが車内を覗き込んでいる気配がしたのです。思わずギョッとして伸びの姿勢のまま目を見開いて固まっていると、そこにはあちらも真ん丸に目を見開いた大人キジトラが、わずか30cmほどの距離におりました。わはははは。今にして思えば、
以前に駐車場で見掛けてこちょぐり倒したときも、へこを停めてから近所で用を済ませて、再びへこの横を通ったときだったんですよね。あれもボンネットで暖を取ろうと思ったんでしょね。

 どうやら「停めてすぐの車は温かい」と学習してしまったみたいなので、これからの季節はまたキジトラくんの足跡が増えそうです。・・・て、なんか足跡を付けられるのを期待してるみたいですね。血は争えませんです。


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