あるハイジャック犯の投降

　いつもながら、あんなちびっちゃいものがよく分かるにゃぁと思いまふ。モニターの後ろで自分の手荷物の映像を見てたけど、じぇんじぇん分からなかったじょ。往きで懲りたから帰りは奥へ連行される前に、自分から「機内預かりにしてくれろ」とお願いしたものね。羽田の到着カウンターでみなさまの預かり物も見ちゃったけど、ナイフ類が圧倒的多数なのだな。ほとんどが「カッター」とか、わたくし同様「ちびっちゃいアーミーナイフ」なのに、中にはソラ恐ろしいものも混ざってた・・・つーとちと大げさだけど、なんで刃渡り35cmのサバイバルナイフを持ってお出掛けしようと思ったのかな。これって普段から「銃刀法違反」だと思うのだが。

　なぜに「いつもながら」かと言うと、こり以前に宇部山口でもやっちゃったのよね。「なんでそんなモン持ち歩いてるの？」とお聞きになったみなさまに、「いつもこのバックに入ってるんですぅ」と平常心でお返事したら、妙な顔をされた。「美祢へ行くときにも止められたんですよぅ」と言い放つと、「つーか、なんでいつも入ってるの？」と突っ込まれたので、「だって部屋にワインオープナーを置いてないホテルが多いんだもの」と、これまた当たり前の顔でお返事したら、黙られた。なぜだ。日本酒だったらい～のか？　←そーぢゃない

　かようにわたくしのアーミーナイフは、もっぱらワインオープナーとして機能し、たまにプリクラなんかも切ってみたりする。ナイフとして使うのは、キノコ狩りのときくらいかなぁ。あ、元ネタは、ほっきゃーどーにカニ食べ放題＆カート乗り放題ツアー略して「カニバ２」にお出掛けするとき、羽田のＸ-RAY検査で持ってることすら忘れてたアーミーナイフが引っ掛かって、「なんでハイジャックなんてしようと思ったの？」とみなさまにからかい倒された出来事でしたん。人様に美味しいトコ持っていかれるくらいなら、先に書いてみた。どーだ。

　関係ないけど空港職員は、アーミーナイフのことを「じっとくないふ」って呼ぶんだじょぉ。宇部山口で「十徳ナイフをお持ちですね？」と言われて、「いいえ」と３回くらい押し問答して、何度も聞き返してしまった。だってアーミーナイフだと思ってるんだも～ん。あ～んど「じっとくないふ」って響きが何のことだか分からない。「ホントに刃物をお持ちではないですか？　えっと、中を調べてもよろしいでしょうか」「あ、アーミーナイフなら入ってます」・・・やだろうね、こ～ゆ～お客。ど～もすみません。

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