10-6-2001(Sat.)

なにかが違う

 ハチロクって、今「クラシックカー」に分類されちゃうのぉ? と、車のページをパラパラ見ていて驚いた。ううむ、違う。違うんだな。ハチロクはクラシックカーでわないのだぁ。最近のお豆腐ブームで、ピカピカにレストアされた「パンダレビン」「パンダトレノ」がにわかに増えたからでわなく、一般的にクラシックとかヒストリックと言われる「製造から20年以上経った車」とか、そんな後付けの細かい定義に添ってないからというものでもない。ありわ見た目が「クラシック」でも「ヒストリック」でもないのだな。

 そ〜ゆ〜意味ではアルピーヌもまた、私の中ではヒストリックではない。ヒストリックカーのイベントにも必ず出てくるし、端正なフォルムに大枚を叩きたくなる人がいるのも分からなくはない。だがしかし。実際のスペックはどうあれ、あのラク勝で300k/h越えのトップスピードを記録しそうな、FRP製の美しいフォルムがいかん。速そうに見え過ぎるのよね。さよう、「時代錯誤性」を感じさせないから、ヒストリックカーとしては失格という勝手な思い込みで、作った側からすれば思うツボな見解。もちろんうちのへこも、たとえ20歳になったとしてもヒストリックカーではない。

 どこが違うのかと聞かれたら「なんとなく」としか答えられないのだが、もっと空力なんかもどこか未熟で、ボタッとしながらも「昔は速かったんだかんね」という、ほのぼのとしたものがあると良いのよね。例えばそれは、今はただの温厚な老人でしかなくても、世界の偉人に対して感じるような、一種の畏怖と敬愛の情が沸き上がって来る車とでもいうんでしょか。ヒストリックカーのイベントでアメ車が見当たらないのも、不思議といえば不思議。あれはあれで、自分と同じ歳くらいのアメ車に乗ってるおばあちゃんがいたら、カッチョイイと思うんだけどな。


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