4-17-2002(Wed.)

春の味

 いつも通っているカートコースで、ひょんなことから掘りたてのタケノコを頂いたので、さっそく糠でアク抜きしてみました。タケノコって「高級品」というイメージがあったので、最初はお客さんの忘れ物をポンとくださるというのを遠慮してたのですが、土地持ちのみなさまはタケノコは「買うもの」ではなく、「勝手に生えてくるもの」とか「掘るもの」なんですね。「だってお米も買わないんだよ」「じゃあ、もちろん糠も買わないんだろうね」なんて母親とぺちゃくちゃしゃべりながら、小1一時間アク抜き作業をして、茹であがったタケノコに興味津々。

 あまりにもいい匂いだったので、外側に数枚残した皮をむきながら、思わず端っこのほうをつまみ食い。タケノコと言えば水煮のものしか食べたことがなかった私には、ちょっとしたカルチャーショックでありました。新鮮なタケノコって、こんなに美味しかったとわ。酸っぱくな〜い!と騒いでいたら、どこぞの奥屋敷に住んでいる箱入りか、大名のお姫さまみたいでみっともないからやめてくれろと、たしなめられちゃいました。母方は千葉のほうに土地を持っていた時期があって、山手線の内側で生まれたわりには掘りたてのタケノコだの、裏の小川で捕れたのウナギなんてものは珍しくないそうだが、だって初めてだったんだものぉ。

 茹でたてのホクホク感と、かすかなタケノコ本来の香りをこのまま煮てしまうのが勿体なくて、土佐煮に化けてしまう前に2本頂いたタケノコのうち、1本の半分は茹であげを海苔だけ巻いて頂きました。美味しい海苔はご飯もなんもなくてもパリパリ食べちゃう私ですが、こりが茹でたてのタケノコとまた良く合うのよ。タケノコのお刺身ってまだ食べたことがないですが、こんな感じなんでしょか。それまではちゃんとダシで煮てないタケノコって、味もそっけもなくて美味しいのかなぁ・・・な〜んて思ってましたが、それは新鮮なものを食べたことがなかったからなのですね。

 このところ毎年恒例の山菜狩りツアーはパスしがちだったので、このタケノコのカルチャーショックで、急に新鮮な山菜のてんぷらが食べたくなってしまいました。我が家のまわりではさすがに山菜は採れないので、よもぎくらいはあるかなぁとお散歩してみたけど、ご近所の緑も意外と消滅しているものなのね。よもぎのてんぷらって、2〜3年前の山菜狩りツアーで初めて教わりましたが、こりがけっこういけるのです。量を食べるものではないけど、「へぇ、よもぎもローズマリーの仲間なんだぁ」という味がして、お餅やおまんじゅうの蒸したよもぎしか知らない口には、和風のものとは思えないとっても新鮮な味わい。それまではただ「目を楽しませるもの」と思っていた路傍の緑が、コロッと「美味しそうなもの」に変わっちゃいます。お近くでよもぎが採れる方は、ぜひお試しあれ。



【みなさま、どうもありまとー♪】
 つくしが見た〜い!だの、菜の花畑っていいにゃぁだのと騒いでいたら、色々情報を頂きました。お気に止めて頂いて、本当にありがとうございます。ぺこり。

 おかげさまで念願のつくしは、いつも通っているカートコース付近でちらほら数本見つけることが出来ました。もうすっかり伸び切って頭も開いていたつくしですが、まわりに生えている草たちを見て「こ〜ゆ〜ところにいるのよね」と咄嗟に感じた幼少期の記憶が、あながちハズレではなかったことがほんのり嬉しい放し飼いです。えへ。

 菜の花も、花室川ってゆーんでしょか。ローカルネタで申し訳ないですが、常磐道の桜土浦インターを125号線のバイパスの方へ出て、旧6号線と交差するあたりのちっこい川。一面真っ黄色な菜の花畑とゆーほどではないですが、そこの土手の一角にポツポツ生えておりました。あの不思議な透明感のある黄緑がかった黄色い花は、確かに「美味しそう」と思ってしまうものですね。てことはわたくしも、立派に花よりダンゴなんでしょか。これだけ片寄った話題ばかり取り上げているサイトなのに、何かの拍子にこんなふうに見てくださるみなさまと、モータースポーツ意外の話題を共有できるのも嬉しいものですね。

今度は、アマガエルのおたまじゃくしが見たいですぅ。 ←調子に乗るでない

 だってアマガエルのおたまじゃくしって、カワイイんですよぉ。わたくしガマガエルのおたまは「泳ぐスプーン」と呼んでいるのですが、ありわちとサイズも大きくてコワイけど、アマガエルのおたまは小指の爪くらいしかない、ちびっちゃいおたまじゃくしなんです。身体は真っ黒で、裏返すとお腹が渦巻きになっているのが、なんともカワイイ。ガマガエルのおたまは粘っこくて生臭い感じですが、アマガエルのおたまはコケのような藻のような、ほんのり土の匂いなのも抵抗がなかった理由もしれません。子供の頃はチューブ状になったガマガエルの卵とか、つぶつぶギッシリなアマガエルの卵とかも平気で触れたけど、今はコワクて触れないだろな。

 アマガエルのおたまじゃくしは、「どぜう」のいる小川にはちょろちょろいたと思ったけど、そんな小川をご存じのみなさまは、ぜひ春を満喫してくださいね。ほのほのと心温まるご報告も、お待ちしておりま〜す。


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倶楽部冗談

とうがらし@倶楽部冗談






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