11-8-2003(Sat.)

 最近ちょっとお出掛けしただけで身体のむくみがひどいので、webで色々対処法を検索しておりました。手足のむくみは、よく言われる「指先からのマッサージ」や、足を心臓より高い位置に上げて寝るなど、おなじみのものが多いです。これらももちろん効果はありますが、もっと持続性の高い方法はないものかと、漢方や食事療法も調べてみたのです。漢方薬や生薬とゆ〜と、どうしても穏やかな作用をイメージしてしまって、これまでは即効性のあるケミカルものについ期待しがちでした。ところが、どうして、どうして。

 ケミカルものにも天然成分を抽出したものが多いですし、体質改善しなければ直らない症状などは、食事と一緒に生活改善するのが最良の方法だったりするのですね。そこで薬はサボるは、お医者へは行かないわの鶏頭も、ちょっとは心を入れ替えて真面目に取り組もうと思ったわけです。で、さっそく調べましたです。それによりますと、わたくしの症状には「タンパク質、脂肪、カルシウム、リン、鉄、ビタミンB2、ニコチン酸」を多く含む食品が適しているそうです。わたくし腎臓が元々そう強くなく、幼稚園児の頃から腎盂炎(じんうえん)なんぞを患った経験がありまして、「利尿作用のあるものを」と言われておりましたので、ウリ科の植物、特に「スイカを沢山食べるよ〜に」とゆ〜記述は心弾みます。んがっ。




トウモロコシの毛とゆ〜のは、一体なんでせう?




 こりわ食べ物でしょか。「トウモロコシのヒゲは特に利尿作用に優れています。煎じてお茶がわりに服用すると良いでしょう」とゆ〜記述で少しホッとしましたが、「血圧を下げる作用がある」とゆ〜のが低血圧のわたくしには当てはまらないので、夏の終わりにご近所のヨーカドーでもろこしの毛を段ボールいっぱい頂いてくる栄誉は、残念ながらお預けとなりました。

 お話は特定の病気に限らず身体のむくみ全般に渡るので、自分の症状に照らし合せて「魚介・海藻類」とゆ〜欄を見てまいりますと、さらに絶望感が深まります。あのぅ・・・・・・






わたくしに最適な食品は、「鯉」なのれすか?


 あの、お池で泳ぐコイとな。はぁ、どうやって食せば良いのでせう。まさか、毎日「鯉の洗い」や「鯉コク」を食べるわけにもいきますまいに。え〜、「もしもコイが手に入らなかったら、同様に利尿作用と滋養効果があるもの」とゆ〜補足もございます。中途半端な都会で暮らす軟弱者には、お池のコイをさばくガッツはありまへん。ちゃんと救いの手立てがあったのですねぇ。ウキウキ読み進めると、次なる「魚介・海藻」の候補は、なんと鮒。






鮒って、フナですか???


 人様のお池の誘惑から開放されたと思いきや、「またフナは胃腸を温めてくれますので、胃腸が冷えている人には良いと言えます」とゆ〜泣かせる解説までついてます。そうか、わたくしの潰瘍グセやド貧血は、コイやフナを食べない魚介嫌いが災いしていたのですねぇ・・・・・・って、んなわけないでしょー。世の中に一生コイやフナを食べない人は沢山いると思うのですが、巷の食料調達事情をあまり考えたとは思えない、中国四千年の歴史恐るべし。そりとも、かの国ではコイやフナがバンバン手に入るのでせうか? ・・・ちうのは、鶏頭の早合点でございました。

 そのページは「スイカの取れない季節でも服用することが出来るスイカ糖」とか、「トウモロコシの毛で作ったお茶」、「コイの利尿効果を利用した漢方薬」、「乾燥粉末にしたフナ」なんぞを扱っておる、通販会社のサイトでした。あ〜、ビックリした。これって「んなもの、ど〜やって手に入れるのぉ?」と途方に暮れた人のためのページなのでせうか。全国のお医者さま、わたくしと似たような症状の患者さんがいらしたら、ぜひ「コイかフナを食すよ〜に」とおっしゃってみてくらさい。恐らく殆どの患者さんから「どう〜やって食べるのれすか?」と聞かれるに違いない。そりとも私が鯉の食べ方を知らないだけかなぁ。



 と書いたのは、ど〜やら9月の半ばらしい。メモっておいたきり入れ忘れていた文章ですが、このところ鯉ヘルペスなるものが問題になっていて、ニュースでも盛んに報道されているので、ふと思い出したお話でした。なんでも霞ケ浦の鯉だけで何トンも被害が出ているそうで、日本人てそんなにいっぱい鯉を食べるのね、と驚き新たな放し飼いでした。


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倶楽部冗談

とうがらし@倶楽部冗談






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