8-5-2002(Mon.)

石井建設株式会社プレスリリース2002

 もてぎのお山から、無事に帰ってまいりました。いやぁ、今年もカート界のワンダーランドは健在でした。

 空力も軽量化も操作性も全く無視した↑うちの子もそーとーなめたモンでしたが、PK仲間のみなさまも果敢にふざけた車にチャレンジしておりました。

 例の無限プレイングカートサーキット協会会長さまのおはからいなのか、M.P.C.A.関係者はピットもギシギシと前のほうに集結していたのですが、Vツインはいるは、4発集合管着きはいるは、相変わらずこだわりのFK-9はいるは、ウルトラ警備隊?はいるは、発電機とエアコンを持ち込んで冷房付きテントを立てるチームはいるは、1ケタ番台のピットの濃いこと濃いこと。中でもお隣りピットの井頭さんちのCBRは、最高にカッチョイイ音でした。「あの集合管みたいな音なに?」「ホントに集合管が着いてますよ」な〜んて会話をしつつ、うちの「でとまそ改」をトランポから下ろした時の周囲の人々のお顔ったら。

 2つ前のピットのアトムサーキットの社長さんは、会話の途中であんぐり口を開けて振り返り、普段は機械的にピットレーン出口からマシンを送り出しているマーシャルさん達まで、でとまそが通ると目で追いながら近くのお仲間に某かを伝える始末。我々のところまでは会話こそ聞こえないけど、目が完全に笑っている。こりわM.P.C.A.の会長さまが「いくら何でもアリって言っても、これはないだろう」とゆーのも当然と言えば当然ですね。わはははは。反対隣の2つ先のピットには、AUTOSPORTSやRacing Onのカメラマンさんチームもいらしたので、口々に「マッハ号みたい」「ウルトラ警備隊だ」とおっしゃって、写真もいっぱい撮って頂きました。

 そして今年わたくしが狙っていたのは、ベストデザイン賞でございました。グリッドへ取材にきたマーシャルさんからノミネートされたことを聞かされて、夕方詳しいスペックを聞きに来られた別のマーシャルさんから、最終ノミネートの3台に残ったことをお聞きしたのに、寸前のところで獲り逃し。馬鹿正直に「カウルの土台はよく行くコースの社長さんのお手製で、別の車用に作ってあったのを改造しました」な〜んて言わずに、「この日のために1から作りました」とでも言えば良かった・・・と終わった直後は思いましたが、ま、でも、ヘンに欲を出してピリピリするよりも、キレイサッパリ遊んで終わりというほうが、我々らしくて良かったようにも思います。


 今年のテーマは「グラチャンカー」と決めたときから、あれほど乗りやすかった去年のCR80とは似ても似つかないほど化け物じみた車になって、見た目のカワイらしさとは裏腹にダウンヒルエンドでは思わず帰りたくなるほどコワイ車でしたが、そんな苦労もご覧になったみなさまの笑いとコメントで一気に吹き飛ぶ、じつにバカバカしくて楽しい試みでもありました。

 ゴール後に井頭のマネージャーさんと、「初日に、これはやられたと思いましたよ。絶対ベスト・デザイン賞だと思ってたのに」「いやぁ井頭さんとこのCBRこそ、オリジナル・テクノロジー行けると思ったのに」な〜んてお互いを讚えた負け惜しみ合戦をして、今年もまた夏の祭典は楽しく終わりました。

 タイム的には1人だけあの車を全然乗りこなせなくて、正直言ってどうしようかと思ってましたが、大きな故障もケガもなく全員無事に走り切れたことは、一番の満足です。今年は本気のチームが燃費作戦で80ccに乗り換えてきたこともあって、去年あれほど呑気だったCクラスは一転激戦区と化していましたが、2年目のチームはいい大人が総力を結集して「欽ちゃんの仮装大賞ノリ」で挑んでくるところも多く、「レースであって、レースでない」このK-TAIのスタンスは、ひじょーに良い試みだと思います。


 久しぶりにサーキットで再会できたみなさま、今年新たにお知り合いになれたみなさま、そして何より石井建設チームのみなさま、おかげさまでとっても楽しい夏の思い出になりました。また来年も同じ場所で、おバカな挑戦自慢を繰り広げましょう。


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倶楽部冗談

とうがらし@倶楽部冗談






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