9-5-2005(Mon.)

おとぼけさんの名産地

おとぼけさんの名産地は、やはりおとぼけさんの名産地でございました。

 レーシング体験なんて殆どないわたくしが、どうも見たことある方がいらっさるので、そろりそろりとお声をかけてみたら、宮野木にあったKali Racingの店長さんでした。もう3年くらいカートを触ってないそうで、お顔もずいぶん柔和になって別人かと思ったほど。はい、「押しがけは右乗り」とか「ステアリングは押す」と仰せになったのはこの方です。主催チームのオーナーさまが「えっ、知り合いだったの?」とおっさるので、お初のKT体験のときに1から教わった方との旨をお伝えしたら、「それはロクでもないヤツに教わりましたねぇ、わはは」とのことで、やっぱこの業界って狭いのね。

 業界狭いどころか、「ナゾの覆面チーム」って主催者さまと招待メンバーだったそうで。ご準備ご苦労さまでございます。タイトラ未出走だったり、決勝でも車両故障でワラワラされていたようですが、4年ぶりにええもん見せてもらいました。誤解のないように申し添えますと、断じてメンテの腕が悪いわけではありません。腕が良すぎとゆ〜か、狙いすぎとゆ〜か。みなさま名前を隠して出てるけど、元全日本組ですからね。まぁつまり、遊びでもぬるく走る気は毛頭ないのれすよ。

 「傍目にはゲラゲラ、でもチーム内スプリントは大マジ」ちう感覚は、ある意味かな〜り親近感を憶えます。んでも



大マジ度のケタは全く違う。きっぱり。




 この辺がプロ・ドライバーの「と〜しろ〜には花を持たせよっかな」とは違うわけで、すんごい人達と半日ご一緒できるチャンスとゆ〜のは、貸し切りイベントでも有り難いものでございます。

 かくいうわたくしは、レンタル歴7年の古ダヌキさまと共に、レースそっちのけでレンタルカーターの面目躍如に燃えていた気がしないでもないですが。しっかし化け物って、いるところにはいるもんですね。なんせ14歳で10年選手もザラですから。豪雨で一時中断となったKT120分耐久はウェットスリックで猛ダッシュしてるし、パンサー耐久も守りのレースをする気がサラサラないところが、さすがは戦場サーキット。中々楽しい「秋の大運動会」でございました。

 それにしても1ショップ主催のイベントで、100人近い人が集まるってスゴイことですよね。どうやらパンサー・シリーズがらみでチームを越えたお付き合いのようですが、ライズさんの主催意図がレンタルカーターにはひじょーに心地よい。この辺は「とある全日本選手権」とも似ていて、連動したら楽しいだろうな。パンサー組がこぞって参加したらますます勝てなくなるけど、「適度な遊び度と適度な本気度」が、なんかいいのよね。これって、現役を引退した人独特のものなのかな。

 乗れば大マジ、でもコース外では力の抜けた冗談も飛び交うし、冗談もけっこう濃いものだったりするのが、旧林檎園の放課後の部室を彷彿とさせて、気に入っております。「とある全日本選手権」ともども、良いイベントにお誘い頂いて、ありまとーございました。ぺこり。

 おとぼけさん達がど〜ゆ〜ノリかというのは、「クラブ・パンサー公式サイト」が一番分かりやすいかと思います。コラムのノリが、すんごく笑えておもぴろい。ご興味のある方は、ご覧になってみてくらさい。


【レース短針】

 さてさて。すっかりおサボリ癖がついて更新が鈍っているので、たまにはレンタルカート参戦記も書いてみましょう。

 今回、東創プランニングサービスさんからのエントリー組は、KT120分耐久が1-3、レンタル40分耐久は1-2と結果は上々でしたが、個人的には課題が残る内容でした。練習走行ではレンタル歴7年の古ダヌキさまを0.1秒上回って、タイトラで0.1秒ひっくり返されて、T.T.ラスト1周はアタックできずに失敗。こりがタイトラ大得意なベテランとの差なのよねぇ。だがしか〜し。決勝はラッキー、スタンディングだわん♪と、まんまと1コーナーは制したのも束の間、2コーナーでやり返され。3-4コーナーはビッタリ並んで回ったものの、スリーボンドとモナコで仕掛けそこねて、オープニグラップは着いていくのがやっと。

 2周目からはパッシングで腕の差がモロに出て、ジリジリ離される浮き沈みの激しい展開でございました。自分では引っかからずに抜いてるつもりなんですが、失速してるところがあるんでしょね。って、当日抽選の「レンタルロビンほのぼのペア耐久」で、おのれら何しに行っとるんだ。いや、何しにとゆ〜のなら



地元のおとぼけカーターさま達に「時速70kmなら負けねー光線」を浴びせるために決まってますっ。




 あ、すみません、1度言ってみたかったんですぅ。ほんの出来心なんで、見逃してくらさい。アタマ茹だっとるな、うちら・・・。


 「コンマ1秒はデカイよね」とは、前述の元Kali Racingの店長さん。でしょ、でしょ〜? やっぱそう思いますよね。細かいことゆ〜とタイトラは0.95秒差でしたが、レンタルの速度でも見て分かる差だものなぁ。ちうか、エキスパート・スプリントの初戦と同じミスをして、アッサリ2コーナーで行かれたのがくやぴー。まだまだですなぁ。ガチンコで負けたから、全然勝った気しないし。レース終盤に鬼ダッシュをしてたのは、何が何でも車間は一定に保ちたかったのでした。ええ、決して暫定1位だったチームがピットインしたのに気付かず、マークしていた車を見失ったからではありません。ホントだってば。出て3周したら、なぜか電光掲示板から消えたと思ったけど<おい

 ちなみに、わたくしと古ダヌキさまはかな〜りムキになったおかげで、それぞれ自己ベストは更新しましたが、レンタルレコードには1.5〜1.6秒届きませんでしたぁ。ありゃ。レコードタイムの出た「とある全日本選手権」はわたくしも参加していた日ですが、よくよく見るとFSAの優勝経験者より0.8秒も速いタイムですぅ。



レンタルは、こりがあるからおもぴろい。




 といっても車頼みで出たタイムでないのは、「とある全日本選手権」でのタイトルホルダーさまの戦績が物語っております。要は、速い車で強いか、非力な車で強いかどうかの違いなのよね。稀にどっちもつおい人がいて、「とある全日本選手権」には、その稀な人がゴロゴロいたわけでございます。お笑いレンタルカーターの真の目標は、アンダーパワーの車なら負けない。・・・・・・・だったのだが、そこはそれ。やはし「全日本(場合によっては世界選手権)」の壁は厚いのであった。

誰です、HFだったら負けねーとか考えているのは?
レコードタイムが出た日はハイグリップだったような気がするとか、バラストが足りないなら自前のを持参しても良いぞとか、自分に有利そうな条件を頭の中でぶつくさ思い描いてる、そこの人っ。

















お友達になりましょう。

2人合わせりゃ、30kgは持ってるな。ぼそり。


 ちなみにわたくしと古ダヌキさまは、決勝のアナウンスで「2台とも女性」と言われていたそうで。がはは。スタートダッシュが良かったのは、スタンディング慣れしているレンタルカーターだからで、ゼロ発進が速い男性もいっぱいいるのよね。ゆえに、「とある全日本選手権」もスタンディングか「セル付き車両でル・マン式」だったら、タイトラの負け分を取り返せると思っているのは内緒だ。あくまでも2コーナーまでのお話です。


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とうがらし@倶楽部冗談






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