8-6-2003(Wed.)

野ウサギを見に

 お休みするちょっと前に、横浜近郊ではどこでカートを始めたら良いでしょう?というお問い合わせを頂いて、ラー飯能さんはスポーツ走行やレースにはライセンスが必要だし、レンタルはスピン2回で走行打ち切りと聞いていたので、中級以上の人のほうが楽しめるかな?とお返事してしまいましたが、前言撤回。ありわ素晴らしいシステムでした。これからカートを始める方にも、かなりオススメのコースです。それも貸し切りや知り合いだけの走行ではなく、レンタルで他人との混走から始めるのがベストだと思います。

 お客の腕や経験にかかわらず、間違った操作や危ないことをする人はそっこーで停められてしまうし、スピンしたらマーシャルさんが吹っ飛んでくるまでコース復帰できないので、徹底して「速く走るより大事なこと」を貫く姿勢には頭が下がります。派手にぶつけたらセッションごと中断して、全走行を停めてしまうのも良いですね。要はお子ちゃまレーシング方式なのですが、初心者でも上級者でも危ないものは危ないと最初からきちんと定義しているので、注意するほうも妙な気を使わずにサクサク処理できるし、ひじょーに合理的なやり方だと思います。


 半年ぶりのレンタルPKは、お約束の「1/1000秒が切れない病」をしっかり再現してきましたが、初心に帰って純粋に車を動かす楽しさを味わえました。大事をとってカートも丸2カ月ほどお休みしていたので、走行中にラップタイム表示の見えないコースだったのも良かったのかもしれません。以前に「レンタルにタイム計測なんていらない」とおっしゃる人もいるというお話を聞いて、なるほどと感心したものですが、乗る楽しさを味わうだけなら確かに計測は要らないですね。そもそも野ウサギを見に行ったのだから、タイムがどうこうなんて野暮なお話でございました。

 お願いすればラップタイムをプリントしてくれるし、それでも物足りなかったらライセンス片手に計測器付きのマイカートを持ち込んで、レンタルと入れ替え制のスポーツ走行でバンバン走れば良いのだし。ただ走って楽しみたい人と、タイムをキッチリ追いかけて走りたい人が共存するには、よく考えられたシステムだなぁと感心しちゃいました。ぐうたらカーターの放し飼いは、良い楽しみ方を教わったなぁと清々しく帰路につくことが出来ました。


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倶楽部冗談

とうがらし@倶楽部冗談






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