1-7-2005(Fri.)
無理だ
ここ数年で、慢性疲労症候群もだいぶ解明されてきたそうです。わたくしのばやい、ヘルペスと前庭神経炎が引き金になった、「ウイルス型」ってことらしい。しょっちゅうボコボコ吹き出物ができるのと慢性的な微熱は、こりの置き土産による軽い感染症。睡眠障害(寝なくても平気)と筋力低下は、視床下部というところの不具合だそう。おー、だいぶハッキリしてきたではないですか。忘年会にお呼ばれした身でありながら、もぅここぞとばかりに我が主治医へこ1号のオーナーさんご夫妻に聞きまくり。「ウィルス型ってことは、薬も出来たんですか?」「まだ立証されてません」ありゃん。ま、そうですよね。症候群て似た症状のものをまとめているだけで、分かってみたら全く違う病気だったなんてことはよくあるらしい。神経系の薬は、臨床試験とかうるさそうですしね。
「とうがらしさんの場合は、気力で治せるとは思わないでくださいね」「がはは。で、どうすれば?」
「カゼを引かないでくださーい」「は???」
「カゼがきっかけでぶり返しますので、カゼ引いちゃダメですよぉ」
カゼを引くなと言われてもねぇ。いきなりと言えばいきなりの、お医者からのミッション・インポッシブル・・・。
でっ。
「あにょ、カゼに効く薬ってないんですよね?」「そうでーす」
「対策はあるんでしょか」
「帰宅したら必ず手をよく洗ってください」
「おりょ、うがいじゃないのですね」
「うがいも良いですが、人が喋ると色々なものを飛ばします。
人が大勢いるところはそれが乾燥して、雑菌が山のように着いてます」「ほぉ、そりで手を洗うのが一番効果的なのですね」
「一番安全なのは外出しないことです」
「へっ?」
「引きこもりはカゼ引きません」
「はぁ」
「とうがらしさんも引きこもってください」
はいぃぃぃぃぃ???
あーた、放し飼いの命名者のくせに。無理だ、無理すぎですぅ。
「処方箋は毎月送りますから、わはは」
くぅ、無理だと分かってゆってるでしょーーーーー。さすがは、わたくしの友達。今日のところは、これくらいで勘弁してやろ・・・☆\バキッ(すみませんすみません)
どれくらいの期間?とゆ〜のは、免疫力が回復するまで。で、免疫力が回復したらカゼは引かないと。にゃんか禅問答のようになってきたな。「再発の可能性はまだハッキリしてませんが、投薬は3年〜5年、10年くらい養生すれば一応安全と言われています」って、ええーーーっ。話が違うぅぅぅぅぅ。精神的要因のほうが、時間が掛かるんじゃなかったのぉ。全治3年じゃなかったのれすかぁ。・・・て、ビタミン剤くらいで文句言われたかないですね。はい、ごめんなたい。しかも、それすらちゃんと飲まないヤツに。とほほ。
「精神的要因の人は、本人が原因を忘れないかぎり治りません」「ほぉ、ウィルス型と逆なのですね」
「逆というより、原因が環境なら環境を切り離せばすぐ治ります」
「1年とか?」
「いえ、その場で治ります」
「お???」
「嫌いな誰かが原因なら、2度と会う恐れのない環境になれば、その場で筋力低下が治ります」
「一種のヒステリーみたいなもんですか?」
「はい、ヒステリーそのものです。
自分ではコントロール出来ないので病気と言われますが、正確には症候群です」「そりが病は気から、のほーなのですね?」
「そうです、だからとうがらしさんのは気合いじゃ治りません」
にゃ、にゃんでそーなるのよぅ。「言い訳が多い人っているでしょ?
負けを認められないとか、誰も聞いてないのに先に言い訳したりとか」「はいはい」
「人目を気にする神経質な人は、その環境を離れれば治るんです」
「ふむ」
「とうがらしさん、あんま気にしないでしょ?」
「人並みには気にするですよぅ」
「面子にこだわります?」
「全然」
「影響されやすい人はすぐ治るけど、すぐ罹ります」
「にゃるほろ」
「環境に流されない人は引きこもっても大丈夫です、だから引きこもってください、わはははは」
・・・・・・・・・・・・・・・・。
とゆ〜わけで、わたくしカゼを引いてはいけない奴になってしまいました。もしも外出禁止令が出たら、遊びに来てやってくらさい。 ←分かってないヤツ
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