5-6-2004(Thu.)

GUEEN    至上最強の宴会芸   

 番組の途中ですが、グイ〜ンです。

 え〜、次の更新はモッズ・ムーブメントについて語る予定でしたが、急遽予定を変更して5/3に渋谷のO-Eastで行われた、GUEENさんのライブの模様をご報告いたします。まず初めに、一言。




むちゃむちゃカッチョイイ!!






 甚だ失礼ながら、ひたすら笑う気でお出掛けしたので、あんなにカッチョイイとは思いませんでした。ありわ大人の笑いですね。ひじょーに好きなセンスです。

 え〜、本編は気絶するほど長いです。ボヘミアン・ラプソディを3回聞いても読み終えないと思いますので、ご興味のないところは読み飛ばしちゃってくらさい。音は出ませんので、会社ネッターのみなさまも部長の目を盗む必要はございません。うっかり盗んでしまった人は、返してあげてくらさいね。各コンテンツへ直飛びする方は、以下の目次よりど〜ぞ。



【序章】
先日のライブとは、かなり関係ないことを語ってます。

【コスプレ魂】
コスプレもんの哀愁とおヘソの角度ついて。

【第一部】
GUEENさんの私的な印象。

【第二部】
いよいよライブ本編です。でもとってもアバウトです。世の中にはもっと素晴らしいレビューが沢山ありますので、まともなレビューがご覧になりたい方は、同日ご一緒したサカイさんのサイトから3番目のコンテンツ内、「GUEEN 春のゴールデン・リサイタル」もだうぞ。

【懺悔の館】
せめてお名前くらい覚えときなさいよ、じぶん・・・から端を発した個人的ビックリ。5/7の追記





【序章】

 去年だったか、「どうして旧車が好きなの?」と聞かれて、「きっと時代を越えて生き残った名車しか見てないからだと思う」とお返事して、ひどく納得されたことがありました。そんな風に意識して見ていたわけではないんですが、後追いで何かを見聞きするときって、そんなもんではないでしょか。ホントは好きなものに理由なんてなくて、大抵は人から聞かれて説明するうちに自分で一番気に入った筋書きとか、人様が最も納得してくれた言い分が、後に「好きな理由」に昇格するだけだと思うんですけどね。

 わたくしドラマ「プライド」はぜってー見ないと公言して、予定ど〜りいつ放映されたのかも知らないうちに終わってしまいましたが、キムタク命でもあの番組からQUEENを聞き始めても、それはいいと思うんですよ。接した年月の深い浅いに関わらず、思いは人それぞれで、自分だけの領域みたいなものがあると思うんです。それが一丸となれるのがライブの醍醐味でもありますが、一言で「あの時代」と言っても活動が長い人だと、ちょっとした年代のズレや同い年でも接し始めた時期が違うことで、自分だけの「あの時代」が人の数だけ出来てしまう。

 オンタイムで見ていても毎回全曲感銘を受けたわけではなく、じつわ中ダレして全く聞かなかった時期や、ヒットはしたけど好きでない曲なんてフツーにあるでしょう。だからいつから聞いているかは、そんなに重要ではないと思うんですよ。でもわたくしはハード・ロック世代だ、いばりっ。 ←ゆってることが違うぞ



 大切なのは見て聞いて感動できる感性で、感性で受け止めるものに正解なんてないと思ってマス。それが芸術の面白さであって、  最近モータースポーツもそうではないかと思ってますが   やり尽くすことのない楽しさではないでしょか。優れた作家というのは、多くの人が「そうそう!」という思いを抱ける人。あるいは見る者、聞く者に、イメージの広がりを感じさせてくれる人だと思うんです。方法は音楽でも絵画でも舞台でもい〜んですが、いつの世も自分の世界を広げてくれる人は憧れで、周りがピンク・レディで盛り上がっているときにハード・ロックに惹かれた人は、どこかしらそ〜ゆ〜憧れがあったと思います。

 予習は学生時代からしないヤツだったので、今回も全くしてないです。そんなヤツの書いているレビューですので、お気楽に捉えて頂ければうれぴーです。






【コスプレ魂】

 フレディ・マーキュリーとう人が、もしも専門的な音楽教育を受けたバリバリのミュージシャンだったら、QUEENは短命に終わったと思います。何より、あの発想は専門の教育を受けた人では出てこないと思う。それがQUEENの強みであり、紙一重のところで魅力や個性と呼ばれる財産なら、GUEENさんもまたフレディ波多江さんが本業ではないとゆ〜ところで、絶妙な味を醸し出していました。



 お笑いコスプレもんて、誤解との闘いでもあるんですよね。わたくしも趣味のカートで、「上から下までシューマッハ」なんて大それたことをやってますが、ありを最初から宴会芸だと分かった人は、プロが数名と、あのスーツを作っているときから知っている人達くらいです。パッと見に本気かネタか分からない笑いは個人的にはすごく好きですけど、いかにも「笑ってください」というネタより、覚悟がいるです。完コピすればするほど「ばっかで〜ぃ」とゆ〜おかしさは増える一方で、大マジの人に目の敵にされるかもしれないとゆ〜恐怖も、増えていくんですよ。

 フレディ波多江さんという方も、似たようなことで戸惑われたのかもしれないなぁと、今回初めてライブを見て思いました。それに加えて、周りのスゴさ。ご自身が以前どこかに書かれていたように、ご自分以外は全員プロだそうで、言ってみれば「ザ・グレイテスト・ 生オケ」。こりわ緊張するでしょね。本人の前でカラオケを歌うより緊張するでしょう。



 いきなりプロ・ドライバーに「お前、面白いから一緒にチーム組まない?」と誘われたら最初は舞い上がって、わ〜い♪でついて行くかもしれないけど(カモじゃなくて絶対行くな、ワタシ)、いざ現場に着いたらホントに自分、ココにいてい〜んですか?と恐縮しまくって、フツーならのぼせ上がるどころではないと思うんです。そ〜ゆ〜劣等感や窮屈さを感じさせないで伸び伸びといられるのは、周りもまた包容力に長けた素晴らしい人々なんでしょうね。QUEENはフレディに優しいバンドだったんだなぁと思うと同時に、もう14年も続けているというGUEENさんも、フレディ波多江さんに優しいバンドなんだなぁと感じました。

 普段は現役の一流ミュージシャンなのに、あくまでも「趣味のお笑いコピーバンド」と言い張り、年に何度か同窓会のように集まるメンバー。これって、すごく素敵です。大人がしっかりしていて子供が安心して無茶できる社会、子供が早く大人になりたがった時代、まるで「RADIO GA GA」の世界ですね。そんなイメージのバンドでもありました。もしかしたら、ココへ戻ればプロの顔ではなく伸び伸びとプレイ出来る・・・、そんな思いもあるのかもしれませんが、GUEENさんは決して生き急がず末永く楽しみながら、またみんなを喜ばせてもらいたいです。


 蛇足ついでに、もう1つ。同世代の友達の間で、「プライド」の話題は何度か出ました。でもドラマの内容にはまるで触れず、それぞれに自分の言葉と感性で語るQUEEN回想録で盛り上がり、ドラマのほ〜は異口同音にみなさま「ぜってー見ない」とおっさります。わたくし思わずポリスの「孤独のメッセージ」が頭の中を駆け巡り、「良かったぁ、ワタシ自分はヘソ曲がりなのかと思った」と言い放つと。





違うよ、全員同じ方向に曲がっているんだよ。


おかげさまで、わたくしも友達に恵まれておりますです。




【第一部】

 エアロやストーンズのライブでゲラゲラ笑う人はいないと思うけど、フレディは本人の映像を見ても笑っていいのかどうか、迷う人も多いのではないでしょか。ましてやコスプレともなると。GUEENさんの存在を知ったのは、まだ世田谷に住んでいた頃なので、11年くらい前になるんでしょか。恵比寿のGUILTYとゆ〜ライブハウスで、改装オープンがてらフレディの命日ライブみたいな企画があって、行こうかどうしようかすごく迷ったんです。まだ時期も生々しいし、もしもゲラゲラ笑う気でお出掛けして、大マジで涙するよ〜なライブだったらどうしよう・・・とガラにもなく迷った挙げ句、結局行かなかったんです。

 ところが大学時代の同級生で、在学中はそんなにQUEEN好きとは思ってなかった友達に、アッサリそのライブに「行ってきた」と言われて、「にゃ、にゃに〜ぃ!」とジタジタ。しかも音にはうるさいオーディオをたくなのに「すげー上手いし、すんげー笑った」と言うし。以来「GUEEN」という名前は心のどこかにずっと残っておりました。



 時は流れて、2004年の4月3日の発売日。ローソン・チケットへ突撃した時点で、すでにやられました。わたくし不勉強にも、今回のライブのタイトルはチケットを手にするまで知らなかったんです。そこへ、どど〜んと。









春のゴールデン・リサイタル



 いいっ! いいです。サイコーです、このセンス。わはははは。全く知らない人が見たら、本気かおトボケか分からない際どい言葉のチョイス。さすがです。わはははは。

 ご参考までに会場がど〜ゆ〜ところかと申しますと、渋谷のライブハウスです。キャパは300〜400でしょうか。ド素人のバンドが出られるかとゆ〜と、ちょっと厳しいですけど、ライブハウスはライブハウスです。コンサートホールでわありません。そこへ「リサイタル」とゆ〜言葉を持ってくるあたり。すばらし〜っ、100点花マルですぅ。MCに入っちゃうと完璧な色モノぶりを発揮して、期待に違わぬエンターテイナーぶり。同行の友達いわく「良く出来た宴会芸」だそうで、言いえて妙です。



 プロに向かって「上手い」とゆ〜形容詞は失礼ですけれども、技術と感動するかどうかもあまり関係ないですけれども、でも敢えて言わせて。特にドラムの彼は、サイコーにカッチョイイ!






ハッキシ言って
ロジャー・テイラーより
断チで上手い。


 わたくし感性で受け止めるものに、ウンチクは不要だと思っとります。そのわたくしが怪しいウンチクをたれたくなるくらい、カッチョイイんです。だもんで、あのバンドをどうお伝えすればい〜んだろ?と考えると、ヘタクソな「えせライナー」みたいになっちゃいますが、少々ご辛抱くださいまし。



 ドラムで感動したのって、かれこれ何年ぶりだろ。パッと思い浮かんだ中では、テンソウのドラマー以来です。ありわ芸祭(うちの大学は美術大学なので、学祭とわ言わず芸術祭とゆ〜のです)のオールナイト・フェスに呼んだときなので、ソラ恐ろしい年月が経っておりますが、楽曲を知らなくても「日本にこんなドラムを叩く人がいたんだぁ」とゆ〜だけで、感動しました。GUEENさんのドラムと、どこが似てるってわけではないんですけどね。強いて言えば、終始ニコニコと嬉しそうに叩いているところでしょか。あ〜、いいですねぇ。音楽は楽しくなくちゃです。音のバランスが絶妙で、力強さもしっかり備わっているのに、力まずに聞けるところがひじょ〜に良いです。

 彼はもんのすごく音の質感にすごく敏感なんでしょね。会場に入ってセットを見たときは、「おろっ、パイステ着けてるの?」と思ったものの、やり過ぎでない程よい透明感が楽曲とよく合ってます。ウルサイことを言うとQUEENの音とは違うんだけど(だってロジャー・テイラーより上手いし<しつこい)、ありわQUEENのコピーバンドであろうとなかろうと、「うわぁ、いい音出すなぁ」と手放しで嬉しくなる音色です。そ〜ゆ〜意味ではテンソウのドラムもGUEENさんのドラムも、お2人ともメロディアス系ドラムかな(そんな言葉ないですが、今作りました)。あ〜ゆ〜のを天性のミュージシャンとゆ〜んでしょね。



久々に見つけた超大粒の「買い」です。



 露出度はもちろんフレディ波多江さんが断トツで、フロント3名がバンドのカオみたいな存在でしたけど、事実上のバン・マスはドラムの彼でしょうね。GUEENさんでのパートはともかくとして、私にはドラムの人がブライアン・メイって印象でした。

 世のお子ちゃまが外で飛んだり跳ねたり駆けずり回っている時期に、目覚まし時計を分解してみたり、自作のラジオやスピーカー作りにコツコツと精を出す、独自の世界を持った子ってクラスに1人や2人いましたでしょ。QUEENの映像や録音秘話なんかを聞いていると、ブライアン・メイってそ〜ゆ〜子供だったんだろうなぁと思ってしまいますが、この人も正にそんな感じ。自宅録音なんて始めちゃったら、「あ、おもぴろい音が出来ちゃった♪」なんて、昼夜を忘れてハマリそうなタイプ。テンソウのドラマーが喜々として野原を駆けずり回る野球少年だとしたら、GUEENさんのドラマーはもっと浮世離れした、湯上がりほのほの状態(キンキンに冷えたコーヒー牛乳を飲む前)とゆ〜イメージです。



 ロータムの代わりに2枚だけシモンズをかませたセットも、「やられた!」って感じでした。シモンズちうのはKISSのベースでわなく、シンセ・ドラムのお名前ね。わたくしシモンズって好きじゃなかったんですけど、あ〜ゆ〜使い方をするといい音出すんですねぇ。典型的なシモンズの音がど〜ゆ〜ものかと言いますと、妙に奥行き感を強調した「トゥ〜ン、トゥ〜ン」とゆ〜音とでも言うんでしょか。確かに生ドラでは出せない音ではありますけど、どうもあの音って好きになれなかったんです。

 世代的には電子音楽ってもんが台頭してきた時代にどっぷり浸かっているので、あのピコピコ音とトゥ〜ン、トゥ〜ンに食傷気味だったこともあるです。お道具はあくまでも表現したいものありきで、「目新しいツールが出たからいっちょ取り入れてみるか」的な使い方は、全く琴線に触れないんです。乱暴な言い方をすると、「ブランド物の服に着られてしまっている状態」という表現がピッタリきます。先日のライブは、そんなわたくしの前近代的な脳みそにカルチャー・ショックを与えてくれた、貴重な体験でもありました。ありわシモンズを使っているなんて、1階の右側で見ていたら気付かなかったかもしれない。



 野暮を承知で「なんで?」を推測しちゃいますと、ギターやベースの持ち替えならともかく、ステージ上でドラムセットを何度も組み替えるわけにはいかんので、シンセドラムを組んだのではないかと邪推しとります。QUEENは制作年代や曲によって、ロータムの音がかなり違うんですね。今までそんなこと全く意識していませんでしたぁ。あ〜、これぞ正しいお道具の使い方。帰ってからアルバムで確かめたワケではないんですけどね。似顔絵を描くときは写真を見ながら描くよりも、記憶の中の特徴で描いたほうが似るように、当時の手法を忠実になぞるだけの再現ではなく、よりQUEENらしく聞こえるためにはどんな音をひねり出すか、そ〜ゆ〜過程までとっても楽しみながら作り込んだ音だと思います。

 こりわものすごく耳が良くないと出来ないし、彼らの自信と余裕の現れのようにも思えて、笑いとゆ〜のは余裕から生まれるものなんだなぁと、妙なところで改めて感心したりする。わたくしとしては、100年前の暖炉の木で作ったギターを6ペンスコインで弾いているかどうかより、QUEENらしさみたいなものを期待していたので、見た目はシンセが6〜7台入っていても、メンバーが4人でなくてもい〜んです。最初は、あり??? フル・コスプレでわないんだ・・・と思ったものの、かえって「らしさ」とゆ〜意味の音の完璧さが際立って良かったです。

 完コピを目玉にしてしまうと違うところだけ目についてしまうものですが、そんな違和感を全く感じさせない素晴らしいステージングでした。



 さて、えせライナー書きのような下手な解説はこれくらいにして、鶏頭の本領発揮でと〜しろ〜全開のライブの感想にまいります。ええ、いつにもまして長いです。なんせ11年越しの願いがかなったものですから。ほほほ。




【第二部】

 オープニングはいきなり予想を覆す、「Braek Thru」で始まりました。って、全く予習をして行かなかったヤツが何が予想だかって感じですが、なんとなく指パッチンのカウントで、「Killer Queen」あたりから始めるのかにゃぁと思ったものですから。左側のキーボードの人が一番最初に定位置に着いたから、そう思っただけなんですけどね。開演前はけっこう年令層が高そうなオーディエンスだと思ったのに、案外新し目のところから聞いた人のほ〜が多いのかにゃ。

 衣裳はウェンブリーのやつなのれすね。わはははは、ソックリ〜。いいにゃぁ、こり。ドラムセットの後ろのお立ち台で、列車の上のポーズを決め決め。誰が発見したんだが、ホントにふとした仕草や表情がすんごく似てますぅ。

 お誕生日プレゼントを口実にいきなり拉致られたシャムロックさんは、ド頭から「これってどこまで笑ってい〜の?」と横でゲラゲラ笑うわたくしに耳打ち。あ〜、もぉ最初から全開でいっちゃってくらさい。やっぱQUEEN世代は迷いますよね。白タイツ・フレディをモジモジくんみたいな扱いで茶化されると抵抗あるんだけど、フリフリ白ブラウスのフレディにお目目ハートでも、「ちょっと待て」って感じなのよね。キワモノはキワモノなんだけど、なんであの衣裳だったかとゆ〜のは、グラムロックも多少は関係あるです。



 男が女のカッコをする、女が男のカッコをする。ま〜、なんてことでしょ、世も末だわ・・・。こりが社会通念だとしたら、歌舞伎や宝塚の立場はど〜なっちゃうのよ。「時代錯誤のヒラヒラ衣裳」って書いてもい〜けど、そりわオペラ歌手にケンカ売っとるのれすか? ま、そう考えた人が70年代初頭にもいたと思ってくらさい。パントマイマーとかシェイクスピア劇団の人があのカッコしてても、誰も笑わないでしょう。ステージではおっけーなら、別に楽器持ってやったってえ〜でしょ。ものすごく大雑把にゆってしまうと、70年代の前衛アーティストと呼ばれた人達って、そんな感じです。 ←またえらく大雑把な



 GUEENさんもハードロック世代なんでしょね。中学・高校くらいで聞いたであろうナンンバーのほ〜が、思い入れたっぷりに自分が出てしまうところが、なんだか共感が持てちゃいます。わたくしドラムの彼はベタ誉めしましたが、あ〜た。





ドラム・ヒーローは
ロジャー・テイラーではなく
ジョン・ボナムでしょー。




 ちなみにリード・ギターの方はしっかりブライアン・メイ・モデルを使ってましたが、ありわグレコの音でわないですね。どこかのサイトにあったように、外身がグレコだったとしたら、吊るしではなさそ。ピックアップはトライスターだかトースターだか、そ〜ゆ〜ヤツよ、きっと。あんま真面目に楽器の解説するとボロが出るので、この辺で(ちゃんと調べるのが面倒クサイとも言う<おい)。彼もブライアン・メイとゆ〜より、





ど〜見ても、ジミー・ペイジ。



 あ、東海林さだおさんちっくな最近のジミーペイジでわなく、ツェッペリン時代のジミー・ペイジね。雰囲気とゆ〜か、ルックスそのものがよく似てる。わたくしツェッペリンは特に入れ込んだほ〜ではないものですから、ツェッペリンをたくに延々とアルバムを聞かされたとき、うっかり「ジミー・ペイジってヘタクソとゆ〜人も多いけど、リフがすんごく良いのね」とゆったら、どうやらこりがツェッペリン・フリークの核弾頭だったよ〜で、さらに火傷するほど語られること3時間。ツェッペリン好きと言われたら「何枚目ですか?」ではなく、「何期ですか?」と聞かなくてはいけないのだそうで、は。







で、何期目がお好きれすか?



 ギターの方は、ベースの彼と共に「ヘリコプター」とゆ〜バンドもやってるのだそうで、ご遠慮なさらずに「飛行船」とか「ヒンデンブルグ」とか、ど〜んといっちゃってくらさい。にゃんだ、そりなら「ライブでやって欲しい曲」に「Stairway to Heaven」と「Rock'n'Roll」も書けば良かった<こらこら



 ツェッペリンといへば。あ〜、やっぱりわたくし元体験での大カン違いのせいで、「Crazy Little Thing Call Love(長いにゃ、邦題なんてゆ〜んでしたっけ?)」が流れるとハニー・ドリッパーズ=ロバート・プラントに聞こえてしまうにゃぁ。




お〜〜〜、オベーションだぁ、12弦だぁ。



 すんません、どうもビンボー学生時代の感覚が抜けないもので、「オベーション=高嶺の花」なワケですよ。しかも12弦オベーションつーたら、大学時代に2カ月の夏休みを死ぬ気でフルにバイトしても、買えまへん。さすがはお勤め人、ビンボー学生には出来ないさりげなさです。普段はやってないとおっしゃるわりには、いい声してますねぇ。フレディとはちょっと違うんだけど、フツーにロック歌ってカッチョイイ声です。

 あ、弾くの辞めた。この12弦の音はどっから出てるんでしょ。お、最初に「左側のキーボード」と書いた人が、ときどきギターも弾くのね。QUEENでゆったら、後にツアーメンバーになったスパイクみたいなもんでしょかね。器用ですねぇ、この方。この方も自宅録音わ〜い♪にハマリそうなタイプですね。マルチ・プレイヤーとゆ〜表現は器用ビンボーみたいで失礼だけど、他に言葉を知らないのでごめんなたい。こり、案外難しいんですよね。ボヘミアン・ラプソディを勿体つけずにサクッとやったのもさすがですが、アコースティックっぽいシンプルな曲のほ〜が、意外とコピーし辛いと思います。QUEENの曲って、イコライザーが着いているアナログ・プレイヤーがあったら、大爆音で聞くと「えっ」と思う音が入っていたりするんですよ、こりが。

 全然関係ないけど左側のキーボードの人は、青レコを出た子ですごく雰囲気が似てる友達がいたので、出てきたとき思わずじっと見てしまいました。その友達はギター課でしたが、まぁ大体なんでも出来ますからね。もちろんキーボードも出来たけど、キーボード課を首席で出たとゆ〜子がまたすんばらしい音感で、本人は「適わない」とゆってましたが、わたくし秀ちゃんのキーボードも好きでした。 ←本名出すなよ



 お話ズレまくりですね、すんません。フレディ波多江さんが何度かお色直しする間に、こんなとこばっか見てました。ええ、してくれるんです、お色直し。最初の衣裳を見て、今日はタイツやってくれないのかぴらん・・・と思っていたら、わはははは。ちゃんと昔のナンバーのときはやってくれるんですねぇ。いいぞぉ。

 最初はちと堅さがあって、「いつもやってるワケではないんでね」と照れ気味におっさるフレディ波多江さんも、往年の大ヒットナンバーの頃にはノリノリで、曲間のMCではチャリ・ベルの練習までありまひた。わたくしサカイさんに「チャリ・ベル持って行きますか?」と聞かれたときは「???」だったのれすが、「ば〜いせこ〜♪」のブレイクで客席からチャリチャリやるのれすね。わはははは。えっ、持ってきたのにロッカーに置いてきた、ありゃ勿体ない。

 ベースの彼が曲間でゴソゴソと手首に着けていた、お針子さんの針刺しみたいなヤツは、こりだったのれすね。みんなコーラス上手いけど、この人も歌上手いですねぇ。フロントの中では一番静かでしたが、ニコニコ穏やかな感じがいいですねぇ。お顔も婦女子にウケそうなタイプなので、人気あるでしょねぇ。お話飛びますが(またかよ)、あ〜た、昔はもそっとストラップ長くしてまへんでしたか? で、髪の毛なんかちょっと立てちゃったりして。the JAMのライブとLONDON CALLINGは持ってるでしょー。え〜い、白状せぃ。 ←脅してど〜する

 いえね、ベースの人ってどの辺でピッキングしてるかで、世代がバレるってお約束があるものですから。パンクスだったワケではないでしょーけどね、指でも弾いてるし。イエスやジェネシスも聞いたけど、ピーター・フランプトンやラリー・カールトンをコピーしたギター少年だったのでわあるまいかと。にゃんとなく。もっと若かったらど〜しよ〜。



 でっ。チャリ・ベルの練習とゆ〜のは、「ば〜いせこ〜♪」の練習をするワケではなくて、「うぃ〜うぁ〜うぃ〜うぁ〜ろっきゅ♪」のドンドン・パをやるですよ。チャリチャリ・チリン。難しいです、チャリチャリ・チリン。昨日今日のチャリ・ベル使いには、ミュートまでは正確に出来ません。でもやっちゃうんですねぇ、お客さんも。わはははは。あ〜たら、素人のチャリ・ベル使いでわないれすね。だいたいマイ・ベル持参てのが、身内の犯行丸出しでいいですねぇ。温かいですねぇ。もぉ、待ってました状態でしょー。よっ、部長、待ってましたっ。ほれほれ、ステージからも大盤振舞で、チャリ・ベルの雨あられ。

 お約束の「りろれれ〜ろ♪」の掛け合いももちろんやるんだけど、そこに持ってきましたか・・・で唐突に始まって、無駄に勿体つけて引っ張らないのも、いいものですね。ホントの「りろれれ〜ろ♪」はUnder Pressureの前にやるんでしたっけ。にゃんか細かいことは、ど〜でも良くなってきたにゃ。あー、いいですねぇ。渋谷公会堂だったかの日本公演のライティングそのまんまですね。ライブアルバムも出てますが、あのジャケ写とそっくりですぅ。「今日やりますからね」とネタバラシまでしてくれてみんなで練習をした、肝心のドンドン・パを2回目のアンコールまでやらないあたりも、好きです。わはははは。

 ときたら、もぉ。アンコールはお約束の「We are the Champion」と「God Save the QUEEN」に加えて、「We will Rock You」でございます。あ〜、こりやりたかったのよねぇ。「We will Rock You」のドンドン・パと「RADIO GA GA」のチャチャ♪は、ウェンブリーの映像やQUEEN+を見て、いいにゃぁ、あり自分もやりたいにゃぁ、と思った人も多いでせう。ええ、わたくしもです。うふふのふ。若干モノ足りなかったのは、70年代のナンバーになっちゃうと、けっこう静かな客席。ありゃ。「I was Born to Love You」はキムタク効果で大騒ぎだったのに、みなさまもそっと古いのも予習しましょうよぅ。って、もしかしてわたくしと同世代のみなさまは、鶏頭@放し飼いのよ〜に大騒ぎしてないだけ? ほほほ。

 ラストは、今か今かのお客に「うぃ〜うぁ〜うぃ〜うぁ〜ろっきゅ♪」コールで迎えられて2度目のアンコール。おーーっ、緋のマントと王冠もやってくれちゃうのねん♪ わはははは。決めの「さんきゅー、びゅーてぃほーぴーぽー」と、お手々つなぎ挨拶もしっかり踏襲して、わたくしが思い描いていた「日本人が見たQUEEN」を見事に再現してくれた、ひじょーに大満足の2時間でしたん。

 日本語のMCでズルッと来た人も多かったよ〜ですが、本物のフレディがゆってることも、あんなもんでしょ。「はい、ど〜もぉ」とお辞儀したりはしないけど、「りろれれ〜ろ♪」の間にブツブツゆってるのは、「はい、みなさんご一緒にぃ」と大して変わらんですよ。大ラスで王冠かざされてゆっくりグルッと頷かれちゃったら、笑いながら「いえ〜ぃ」と大拍手するしかないでしょう。このダサ・カッチョイイのがQUEENなんだから、フレディの陽気な性格も含めてよく再現していると思います。

 ちなみにGUEENさんのファンクラブは「びゅーてぃほーぴーぽー」とゆ〜のだそうで、会員登録すると「次回から強制的に『来なさい』とゆ〜案内が届きます」だそうで、わはははは。くらさい、くらさい。ちょっと余韻に浸ってしばし見送るかもしれませんが、きっとお互いにそんくらいのペースがい〜んですよね。すごーく安心して見ていられる大人の笑いは、懐かしくなったときに見てこそ、ホッとして楽しめるような気もするし、GUEENさんにはある意味「至上最強の宴会芸」を貫いて欲しいので、知る人ぞ知る大メジャー。でも普段はクラーク・ケントみたいなフレディ波多江さんが、一番カッチョイイような気がします。

さんきゅー、びゅーてぃほーないと!でした。




【懺悔の館】5/7の追記

 え〜、4日がかりでタラタラ書いておりましたが、ココで壮絶な懺悔がございます。文中でスパイクみたいな存在と書いている「左側のキーボードの人」は、スパイク山田さんとおっさるのだそうで、あらぁ、ど〜もすみません。うちでもオフィシャル・サイトをご紹介したくせに、中まで読んでいないの丸出し。ほほほ。みなさんそれぞれに、ブライアン井口さんとか、ロジャー西脇さんとか、おっさるのれすね。・・・って



ロジャー西脇さんて
ロジャー西脇さんれすかぁ???

そりぢゃ、分からんて<じぶん




 あにょー、わたくしの大脳皮質がまだ劣化していなかったら、この方キーボード・プレイヤーだと思うのれすが。ジュリーの曲もアンレジしてませんでしたっけ? 確か「コバルトの季節の中で(♪髪形が〜変わり〜ましたね・・・ってやつ)」か「♪あなたが言い出せば〜(タイトル失念、ジュリ・ヲタ失格)」だったと思いましたけど。ジャニーズとも縁があったよ〜な。TOKIOだか男闘呼組(古いにゃぁ)に曲を提供してませんでしたっけか。ツアー・サポートもしてたやうな。どなたかご存じでしたら、ぷり〜ず。

 いやいや。お名前は存じておりましたが、ジュリーがらみで記憶していたものですから、わたくしてっきり井上尭之さんとか、大野克夫さんくらいの方だとばかり思っておりました。ま、ホントのお歳も知らないんですけどね。井上尭之バンドだったら、私ら小学生のときにもう大人でしたからねぇ。いくらミュージシャンが若く見えるちうても、フレディ波多江さんとロジャー西脇さんは、わたくしと前後1〜2歳だと思いマス。根拠はないんだけど、にゃんとなく。ステージの雰囲気から、中学・高校時代に聞いていたであろう曲を予想してゆってるだけなんですけどね。




したがって、永遠の26歳☆\パキッ




 しかも、ロジャー・テイラーのロジャーだったとわ、夢にも思いませんでしたぁ。あにが「ハードロック世代」なんでしょね。不勉強にもほどがありますねぇ。年寄り自慢しただけって感じですねぇ、ほほほ。

 でもって、ブライアン "慎也" 井口さん。こり、ご本人のサイトかなぁ。同じ作家さんの作品でこんなシリーズもあるようで、もしもご本人だったら「いけいけ、ごーごー飛行船」プランは、全くもって大きなお世話でございましたん。

 さらに。ロジャー西脇さんのバンド、アトモスフィアのベースって、鶏頭の脳ミソがまだ思春期の記憶はかろうじて健在であれば、ジャニーズでアイドルしてた人ではないでしょか。曽我泰久(字が違うカモ)さんて人とリトル・ギャング(だったかな)とゆ〜ユニットを組んでて、たしかフォーリブスの後がまとしてデビューしたやうな。タイトルは忘れたけど、「君のカワイイは〜ぁとを〜」ちうデビュー曲をフルコーラス歌える自分がコワイ。特にファンでもなかったのに、ジャニーズの絨毯爆撃は当時から強烈だったんですね。不二家ネクターのCMかなんかにも、使われていたんじゃなかったっけか。

 2人のユニットになってからは、夕方の帯番組でいいとも青年隊みたいなアシスタント的なことをやってて、番組の最後に毎日歌っていたよ〜な。やっちんは子役上がりだったと思ったけど、松原秀樹さんのほーは、今で言う中山秀征さんみたいな感じでしょかね。何をやらせても器用だし生き残りそうではあるんだけど、「何してた人?」と言われると特出するものがすぐ言えないとゆ〜か。そんなに珍しいお名前ではないので、別人だったらごめんなさいですが、あの松原秀樹さんだったらちとビックリ。どなたか情報をご存じでしたら、ご教示くださいませ。





【全く私的な備忘録・・・1】
 GUEENさんのライブの帰りに、ニューヨーク・ドールズのリード・ボーカルのお名前がど〜しても思い出せなくて騒いでおりましたが、デビッド・ヨハンソンですっ。ふぅ、やっと思い出した。

 でねでね。デビッド・シルビアンぢゃなくてぇ・・・ちうのは半分関連があるですよ。ジャパンのメンバーは、ニューヨーク・ドールズからお名前をパクったので、わたくしの中では同じ引き出しに入っておるのれす。こりからはオニクスのステファン・ヨハンソンとデビッド・ボウイさまと憶えておけば、2度とド忘れしないかにゃ。 ←そ〜ゆ〜憶え方をするから間違えるんだよ<じぶん


【全く私的な備忘録・・・2】
 そのニューヨーク・ドールズ再結成の舞台は、6月11日〜27日にロンドンのサウス・バンク・センターで開催される「MELTDOWN」とゆ〜イベントだそうで、元記事はこりです。モリッシーがニューヨーク・ドールズを再結成させた!(CDジャーナル)

 わたくしthe WHOの初来日で勝ち誇った気になっとりましたが、あっ、にゃろー、モリッシーめ。アリス・クーパーも呼ぶだとぉ。くしょ〜、こっちがMELTDOWNしちゃうぢゃにゃいかぁ。ふふん、でもそっちには、動くギリシャ彫刻ロジャー・ダルトリーや、3万人のE.YAZAMWAはいないだろー。お願ひ、そっちも詳細レポートぷり〜ず。 ←よわっ

 で、ジョニー・サンダースの代わりはイジー・ストラドリンなのね。え〜かげんこの人を(元ガンズ・アンド・ローゼズ)と書くのは、カワイソウだと思うのは私だけでしょか。この人がガンズを辞めたのって、10年以上前ですよね、確か。ドラムはゲーリー・パウエルなんてお名前の人が入るそうで、こり確信犯でしょか。勝手に芸名と決め付けてますけど、(リッチー・ブラックモアズ・レインボウの元ドラマー故コージー・パウエルとは無関係)と書かれなかっただけ、い〜のかぴらん。


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倶楽部冗談

とうがらし@倶楽部冗談






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