12-18-2002(Wed.)

大雪と異常気象

  関東地方では、8日の夜から9日にかけて降った雪でも、「大雪」と言ってしまうらしい。積もった量はさておき、交通網はかなり混乱したので、「大変迷惑な雪、略して大雪」ってのもアリかなと思います。

 さて、この「大雪」の定義。誰が何を基準に決めているんでしょね。子供の頃に4月の大雪とゆーのがありまして、あれは確かにスゴかったです。横浜市内の住宅地でもかまくらは作れちゃうし、そこかしこの坂でスキーやソリを楽しんじゃう人々もいました。母親に聞いたら「大人の腰くらいだった」とのことで、70〜80cmくらい積もったんでしょうかね。幼稚園はお休みになったし、学校や会社もお休みになったと記憶しています。

 あれを見てしまうと、10cmちょいの積雪で「大雪」と言われてもピンと来ないんですが、どこからを大雪と呼ぶか、何か決まりがあるのかなぁ。たとえば電車の乗車率って、車掌さんのカンと経験から「今日は180%の混雑」とか発表するそうで、雪も誰かが「今日は大雪と呼んでよし」みたいに決めるんでしょか。

 今年は久しぶりに厳しい寒さの「正しい冬」になりそうで、こ〜ゆ〜のは「異常気象」とは言わないのかな。それともず〜っと暖冬続きだったから、ありが「例年並み」になってしまって、昔ながらの寒さ厳しい冬は、やっぱり「異常気象」なんでしょか。

 最近では当たり前のように言われている、北極圏からぴろぴろ伸びているアメーバ状の寒波の影響も、わたくしひょんなことから子供の頃に姉と一緒に夜更かしして見ていたイギリス製作の番組で知ってまして、少なくとも30年くらい前にはオゾンホールや異常気象の話って、すでに一般の人々の目にも留まる次元で知られていたんですよね。てことは、過去30年間のデータを元に決める「異常気象」の定義も、そろそろ見直したほうがいいと思うのだが、どうでしょう。


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とうがらし@倶楽部冗談






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