1-11-2006(Wed.)

♪か〜も〜め〜の水兵さん

 かもめの水兵さんの歌詞は、横浜港のカモメを見てインスピレーションが浮かんだそう。いつの間にやら石碑まで出来ていて、のどかな歌詞の主人公たちは、時代が変わっても相変わらず港に集っておりました。



船を留めている太い鎖に、カモメがギッシリ並んでいるのが見えますでしょか?

流線型の身体に、つるんとした真っ白な羽毛と赤い足が、空と海のブルーに映えて、 とってもキレイです。こうやって見るとカワイイんですけどね。

誰が始めたか、この辺りのカモメはしっかり餌付けされていて、うっかりバッグに手なんぞ入れると「餌をくれる合図」と思ったカモメたちが襲来して、たちまちあたりはヒッチコック状態と化します。


公園にいっぱいいる鳩たちとのデッドヒートや、ギャーギャーと雄叫びをあげながら お菓子の争奪戦を繰り広げるカモメたちは、お世辞にも優雅とは言えず・・・。ポップコーンをはたき落とされた3歳くらいの女の子はわんわん泣きだすし、 5歳くらいのお兄ちゃんは身体中にボディアタックを受けて固まってるし。野生の水兵さん、ちょっとコワすぎです。

カモメも人を見るようで、大人にはたかったりしないんですが、頭上スレスレに滑空していく空飛ぶボウリングのピンたちが、服や髪に「落とし物」をしないかと冷や冷や。お正月らしいお洒落な装いで訪れた人には、別の意味でコワかったりします。ふぅ。

 公園にはカモメどころか、トンビまで餌付けしている強者おぢさんがいて、ちとボーゼン。翼を広げるとゆうに2mはあるトンビが7〜8羽、えらく低空飛行でくるくる輪を描いておりました。しっかし、おこぼれにあずかるべく集まった土鳩の群をときおり足で蹴散らしながら、子供も沢山訪れる場所で野生のモーキン類を素手で餌付けするのは、いかがなものか。何を与えているのかまでは見えませんでしたが、カモメやハトたちが主に食しているのは、ポップコーンやテキヤらしき人の売っている、かっぱえびんせん!?

 カモメの餌付けはここ数年の間に流行ったようで、こんな時代になるとは、歌の作者も予測できなかったでしょうね。きっと成人病のカモメもいっぱいいるんだろなぁ。わたくし2番の歌詞は碑文を見て初めて知りましたが、今のカモメたちを見たら全く違った歌詞になっていたに違いない。


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倶楽部冗談

とうがらし@倶楽部冗談






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