10-8-2003(Wed.)

片名月のナゾ

 中秋の名月にお月見をした方、十五夜にお団子やおイモを食べたみなさま、お月見の準備は出来てますでしょか。本日は十三夜ってやつだそうで、別名「豆名月」「栗名月」ともゆ〜そうです。元々大陸から渡ってきたお月見の習慣にも、こ〜ゆ〜「後(のち)の名月」の風習があったんでしょか。ともあれ、日本では「片名月は良くない」と言われているんですよね。

 何が「良くない」のかと言いますと、酒飲みの勝手な言い分とゆ〜気がしないでもないですが、うちの母親世代くらいの人ならみんな知ってることだそうで、わたくしいちおちろっと十三夜のお月さまを眺めてですね、月も色々なダシに使われているんだなぁと思った次第です。そもそも縁起が良いとか悪いとか、かついだり祝ったり、一体縁起ってなんだ?ってことになりますと、これだけ長く耳にしている言葉なのに、しかと分かっておりませんでした。広辞苑を引いてみますと、「因縁生起(いんねんせいき)の意」とあります。「多くの因縁がより集まって現象が生起すること」。は、そですか。因縁はともかくとして、「生起」ってピンと来ないじょ。「吉凶の前兆、きざし」ともあります。よく耳にする縁起の意味は、こりですね。

 でっ。片名月だと何が良くないのか。今でも堂々と残っている風習なのに、暦にも辞書にも理由が出てないのです。まさか書いたら呪われるとか、そんなお話でもないと思いますが、ご存じの方がいらしたらぜひ教えてくらさいね。各自が思い付いた突飛な理由でもおっけ〜です。そもそも「片名月がいけない」とゆ〜言い伝えが、突飛な理由から始まったよ〜な気もしますしね。後の名月は、月を肴に昔の人とお笑いのクロスラインを応酬するのも、中々オツなものだと思います。わたくしも先人の知恵に適うかどうか、栗ご飯でも頂きながら考えてみます。


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とうがらし@倶楽部冗談






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