4-11-2007(Wed.)

三宅島の公道レース

 去年の暮れだったかに小耳に挟んで、先日の統一地方選挙の結果で、ふたたび話題になったレース。

 開催は、東京オリンピック招致とともに賛否両論。というか否のほうが多い話題ですが、石原知事の再選で続行のようです。お題目は、いちお「三宅村の災害復興と観光振興」で、知事は村長と共に去年「マン島TT」も視察したとのこと。

 モータースポーツファンとしては、どデカイことをやりたい!が先で、災害復興などはいかにも後付けクサイお題目だなぁ、な〜んて穿った見方もしちゃいますが、日本にもかつて公道レースがあったことは、意外と知られていません。


 100年の歴史があるマン島TTを視察しても、すぐには三宅島レースの開催に漕ぎ着ける手段は見つからないと思いますが、日本の公道レースがどういう経緯で開催され、そして廃れていったかを丁寧に検証すれば、突破口は見つかるように思います。

 開催に反対の方々は救急態勢の限界や安全確保、心証の悪さなどを挙げ、未だに問題山積みのようで、果たしてどこで折り合いをつけるのか、今後の動向に注目しています。


【追記】

4/25付けのニュースで、島の周回道路でのレースはライダーおよびメーカー各社からの賛同が得られにくいため、閉鎖中の空港でトライアル競技などに変更を検討しているとの発表があったそうです。703さん、情報ありがとうございました。



【関連リンク】

東京都の広報ページ

三宅島オートバイレース実行委員会

日本モーターサイクルレースの夜明け
 (スズキの元エンジニアさんのページ)


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