9-27-2003(Sat.)

鶏頭のF1ナナメ読み/イタリアGP

 GP毎にそれぞれ書きたいことはあったのに、気が付けば今年もあと2戦。色々言われたわりには、面白い展開になっていると思います。ルカ貴族社長もイタリアGPではいっぱい映ったしねん。 ←結局それかい

 滅多に画面に映らない人とゆ〜意味では、去年までの形式だと下位チームは浮かばれないことが多かったので、今の予選形式は私は気に入ってます。何と言っても1台ずつじっくり観察できるのは、毎レースなんてとても現地に行かれないパンピーには、ひじょーに有り難いです。下位チームでも、じつわスゴイ人とゆ〜のが、と〜しろ〜にも分かりやすいですしね。今年は開幕戦からジャスティン・ウィルソンさんを一押しだったわたくしですが、こりも今年の予選形式があってのことですし、ミナルディはここんとこ立て続けに有望選手を輩出しているのがよくわかって、ひじょーにおもぴろい。

 元ミナルディの選手といへば、ラルフの代役で乗ったマルク・ジェネさん。やっぱスゴイ人ですねぇ。惜しむらくはでびうが遅かったので、もしかしたらご本人の旬は過ぎてしまっているのかもしれないけど、そりでも急に出てきて5位入賞ってのは大したもんだ。この人って、タイヤの使い方がひじょーにウマイのね。ミシュランは今季始めにダメだダメだと言われ続けて、ラルフも随分色々トライしてましたが、マルク・ジェネさんは「なり」で乗っても同じとこまでは行くでしょう。車を前に前に出す方法を良く知っている、そんな印象でした。こりが非力な車の進め方を知った人の財産なのかな。



 タイヤといへば、ミシュランの違反疑惑が記憶に新しいですね。個人的には「何を今さら」って感じです。ミシュランの分析が完璧に出来ていたとゆ〜わけではなくてね、「へら〜りから問題提起された」って部分です。巷では「なぜこの時期に?」とゆ〜言い分が絶えなかったですが、「この時期だからこそ」でございます。へら〜りを甘く見ちゃいかん。すなわち、「この時期」とゆ〜のは



モンツァの前だから

に決まってます。きっぱり。



 へら〜りがなぜあれだけ信者が多いかとゆ〜と、ドラマを産み出すセッティングをそこかしこで仕掛けるからでしょう。したがって地元GPのよ〜な晴れ舞台では、どんな手を使っても勝ちに来るのです。別にへら〜りに限ったことでわなく、ここぞとゆ〜ときに隠し玉を出すのはマクラーレンだってやってるし、数年前のマレーシアGPでへら〜りあわや失格か?とゆ〜判定だって、ロン・デニスさんの脅威の動態視力によるクレームだったしね。時期的に「なぜ今?」とゆ〜なら、思いのほか接戦になってしまったから、「例のヤツ」そろそろ出すか。言わずに済むなら、コース上の戦いだけで勝とうと思っていたんだけどね。まぁ、こうなっては仕方ない・・・。そんなとこではないでしょか。


 ミシュランも素人集団ではないのだからして、レギュレーションの盲点を着いてきたのは偶然ではないと思うです。ゆえにそっこーでニュータイヤを投入してきたのは、来たるべき日を予測しての確信犯ではないかとついカンぐってしまいますが、邪推ついでにもう1つ。問題なのはトレッド幅ではなく、コンパウンドなのではないか?と思った人はいないのだろ〜か・・・と思ったら。いらっさいました。さすがはエディです。ズバリ、「トレットの幅よりコンパウンドを調べろよ」とゆっとります。こり、シーズン半ばでラルフがタイヤ交換しないで、ユーズドで走ってみたら急に良くなったとか、モントーヤさんよりエア圧を上げて決勝に臨んだとか言い出したあたりから、おや?と思うところがあったです。

 ユーズドのほ〜が調子が良いってことは、それまでが食い過ぎだったんでしょうけど、次にエア圧を上げてきたGPでは、やっぱり後半キツそうにしてたんですよね。発熱が早ければタレも早いのはと〜ぜんで、序盤のダッシュに賭けて逃げ切れるときは良くても、ライフがどこまで持つか掴みきれてなかったとゆ〜か、まだタイヤの美味しいところを探っている状態なのかな?と見ていたんですよ。



 そりが終盤に来て急にミシュラン有利と言われ出したのは、1つは気温の変化ではないでしょか。トレッド面がぶ厚くて温まりにくいタイヤなのではないか?とゆ〜予想の元に、気温が上がってきたら食いが早くなる分、BSとの相対関係では「夏場に威力を発揮するタイヤ」と予測しとったわけです。なので、BSがダメになったのではなくて、ミシュランのレンジに合ってきたのかなぁと。

 もう1つ、コンパウンドを疑ったほ〜が良いとゆ〜のは、幅ではなく残ミゾをきっちり計ったら、ナゾが解けるのではないかと邪推しとるです。つまりですね、フロントがズルズルに見えたレースで、ラルフが勝ってしまったとき。「あぁ、フロントはもう溝がないなぁ」と右京ちゃんがポロッと言ったものですが、どう見ても車はキツそうな動きではないんですよね。最初はもちろん、食われ過ぎなタイヤなので減ってきてからのほうがラルフには扱い易いのかと思いましたが、ありわもしやウワサに漏れ聞くSタイヤの秘密と同じことなのではあるまいか。BSは公然とそ〜ゆ〜コメントもしとりますが、はっきし「デュアルコンパウンド」とは言わずに、「うちは減ってきてから性格が変わるタイヤは作らん」とゆってるだけですけどね。

 この発言を巷で話題ど〜りの「トレッド面の数パーセント増」だけで片付けちゃうと、まるでトレッドのフチがものすご〜〜〜〜くコーナリングに影響しているかのように聞こえちゃいますが、すごく影響はするんだけど、ものすご〜〜〜〜く影響するのはコンパウンドのほうではないのかな?と感じた次第です、はい。こりも今のレギュレーションで証明できるか、FIAの知識とメーカーの技術とのイタチごっこになりそで、ハスに見るとおもぴろそな項目でもあります。



 さてさて、そんなことゆってるうちにアメリカGPの予選1回目が終了しちゃいましたが、残り少ない今シーズンを最後まで接戦を楽しむために、今ひとつ重要なこと。そりわ、とりもなおさず「鈴鹿までシューにぃを押さえておくこと」だったりするんですよね。てほしなわたくしとしては、へら〜りの意地を集結した逆転劇はもちろん感激しました。ルカ貴族社長も、いっぱい映ったしね。 ←またそりかい

 こりでシューにぃは、またしてもポイントリーダー。コンストラクターのほうはまだ4点差がありますが、ドライバーズのほうは3点差で再びトップに返り咲き。このままシューにぃリードのまま鈴鹿にもつれ込んだら、みなさまイヤでも考えるのは「やっちまった」の不安でございましょう。ええ、わたくしもそう思います。てほしならアメリカGPで決まったほ〜が嬉しいのでは?ってご意見も耳にしますが、良いレースが見たいのは世のレースファンと同じなのですよ。めでたく最終戦までキレイに戦っていただくには、どうしても鈴鹿はシューにぃがビハインドで迎えなければいけません。そうしますとアメリカGPの理想的な着順は、つるりさん、バリ男さん、モントーヤさんの順で表彰台をゲットしてくれちゃうとひじょーにうれぴー。

 4位はご祝儀でウェーバーさん、ラルフは5位あたりが理想です。で、6位がシューにぃ。こりだとコンストラクターズもドライバーズも、接戦のまま鈴鹿に突入できるでしょ。ラルフはモントーヤさんの援護には出てこないのではないか?とゆ〜デマを吹っ飛ばすためにも、シューにぃを押さえ込んでゴールってのも良いなぁ。彼らは確かに兄弟だけど、チームを越えたわざと譲りをするほど甘い世界ではないし、知ってる仲だからこそ熾烈にやり合えるって意味でも、ちょっと期待しちゃいます。それになんたって、つるりさんの初優勝は見てみたいですしね。


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倶楽部冗談

とうがらし@倶楽部冗談






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