マッハ号

　31日は久々に富士スピードウェイのテストにお出掛けして、レースの板で騒いでいたマッハ号を見てきました。まだ全開走行はしてませんでしたが、音だけはすんごいインパクトがある。マッハ号を知らない人でも「なんだ、あれ？」と見てしまうくらい、１台だけ異質な音を放っていました。あれってどこかで聞いた音なんだけど、なんだっけなぁ。あ、ちなみに４輪の音ではありません。カットマフラーを着けたハーレーみたいな、やけに重低音がお腹に響く音でした。

　もっと金属音がキーンと響く高回転なエンジン音を想像していたので、見た目とエンジン音が一番違和感があった車でもありました。パドックをソロリソロリと自走していくところも間近で見てたけど、思っていたよりストロークが長くて、でもそれを無理矢理高速側に設定しちゃったのかな？という印象とでも言いましょうか。徐行中はミスファイヤーの連発で、さぞや高速は・・・とワクワクしたけど、意外とこれが大人しい。

　Aコーナでは相変わらずＢＭ軍団やMR-Sがビシバシ火吹きショーを繰り広げる中、バックファイヤーするでもなく、トルクに負けてパワースライドするでもなく。ありゃ、ポルシェに煽られまくってるじょ・・・な～んて言いながらシェイクダウンとおぼしき数周を見てましたが、街中ではポルシェやフェラーリに煽られるのなんて恥でも何でもなく、来たら道を譲るのがとーぜんのように思っているのに、なぜかサーキットではシルビアがへら～りに負けたらいかんと思っているところも、久々に浸ったＧＴならではの視点でした。

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