4-15-2006(Sat.)

起業家レーサー

モナコ、ルクセンブルク、サン・マリノ、マン島、上海、マカオ、マレーシア、バーレーン、マルタ島。これらの地名を聞いて、モータースポーツ好きならば、レースと縁の深い土地柄と思うでしょう。

リヒテンシュタイン、スイス、キプロス、香港、シンガポール、キューバ、パナマ、バハマ、英領ヴァージン諸島、英領ケイマン諸島と続くと、共通点はなんだかお分かりになりますでしょか。フリーランス、個人事業主、会社役員、取締役のみなさまなら、ピンと来るかと思います。



最近のものではなさそうですが、こんなインタビュー記事を見つけました。
井上さんの見たF1レースの真相



なんで今さら井上隆智穂さんかと言いますと、カゼで寝込んでヒマだったからです<ぉぃ
賛否はあるでしょうけど、ここまで明け透けに書かれると、かえって清々しい気さえします。先に挙げた地名は、何らかの租税回避地として利用されている国々で、F1開催地との関連も、しごく納得してしまうんです。

最近でこそ「タックス・ヘイブン」なる言葉がフツーに聞かれるようになりましたが、持ち込みフィーの支払い期限が、シムテックの借金返済期日と見抜いって蹴った話といい、この人はつくづく起業家としての才があるんですね。なにより魑魅魍魎がうごめくF1界で、してやったりの日本人がいたとゆ〜のは、小気味よい。



六本木という土地柄が狂っていたのか、勤め人時代に外資系の会社にいたせいか、15年もそんな土地にいると租税回避のお話はずっと以前からわりと身近で聞いていて、ちょうどタキ・イノウエさんが資金繰りに奔走している時期に、よく耳にした手法でもありました。

私には実現させるだけの情熱も動機もなかったので、話半分に聞き流し、全ては過去の戯れ言です。やってる人をとやかく言う気もないですが、個人で事業を切り盛りしている人なら、聞いてすぐ意味が分からないとマズイですし、形を変えて怪しげな話はいくらでも降ってきます。レーシング・ドライバーも例外ではなく、やる・やらないは別として、知識はなくてはいけないのだなぁと思った記事でもありました。

自分もこれからの人の応援ページを作っているので、何か言えることがあるとしたら、英語とファイナンスくらいは精通しておいたほうがいいですよん。・・・と言いたい気持ちは山々ですが、先人の教えにならって、お金を出さない人間は口も出さないことにいたします。これで黙ってお金が出せる身分なら、カッチョイイんですけどね。


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