3-17-2001(Sat.)

サロネン

 予選中継が始まるまでのヒマつぶしに、遅ればせながらWRCの結果なんぞも見ていたのですが、マキネンさんてまだ頑張ってたのね。いや、大したもんだ。なんでフィンランド人て、みんな「〜ネン」なんだよぅ、とお思いのあなた。いいところに気が付きました。世界中で活躍されるフィンランド人には、マキネン、ニュカネン、ハッキネン、ホンカネン、それにアホネンなんて方もいらっしゃいましたね。今シーズンはF1にももう1人「〜ネン仲間」が加わって、「期待の新人」として話題をさらっておりますね。去年「バトンくんにバトンタッチ」などとかましたみなさま、今年は「キミはライコネン?」なんて言ってないでしょうね。「なんでやねん?」と言い放ったあなたっ。よろしかったら、ご一緒に地球の温暖化を救いましょう。

 でもって、あり? サロさんてば、今年は走ってないのねぇ・・・な〜んて、今さらながらに驚く私。んまぁ、ずいぶんF1離れしてたこと。エントリーリストすら把握してなかったなんて。一昨年あんなにスポット参戦で活躍したのに、なぜにサロさんは第一線から退いてしまったか。もうお分かりですね? なんで苗字を「サロネン」にしとかなかったんだぁ。ケガと共にいつの間にかフェイドアウトしてしまった我らがレートも、「〜ネン」でわないのだな。あぁ、そうか、そうなのか。そうだったのねぇ。ん?ワールド・チャンプにまでなってしまった、ケケ・ロスベルグをお忘れか? いえ、忘れちゃいませんけどね、「ロスベルグ」。いけません、断じていけません。そんなゲルマン魂がかほるお名前なんて、もってのほかでございます。

 わたくし思うに、ケケの本名は「マウントロスネン」なんですよ、きっと。なんたらベルグってドイツ語で「〜山」って意味だそうですが、英国王室に縁続きの方で「マウントバッテン卿」という方がいらしてですね、この方戦時中に改名しておるのですわ。ヨーロッパは政略結婚の嵐なので、この方もご他聞に漏れずドイツ系の祖先をお持ちなのですが、大戦中はなんたら総督も色々歴任された高名な方なので、「バッテンベルグ」と言えばお聞き覚えがある方も多いでしょう。名前を英語読みにしてしまったのは、もちろん敵国の発音を嫌ってのことですが、漢字文化圏で言うと「金(キム)さん」を「金(きん)さん」にしてしまうとか、その逆くらいのニュアンスだそうだ。

 よって、ケケもホントは「マウントロスネン」というお名前に違いない、うんうん。無理にカタカナ表記をすると「ヤルキィ・ヤルヰ」のごとき難解な発音を、「どーせ読めないし、間違われるからJ.J.にしちまえ」と言い放ったお方のすることだ。師匠、レートに改名を勧めたくらいなら、なんで苗字を「レートネンにしろ」と一言お口添えをしてくださらなかったんですか。ご自分は密かに王者への道「〜ネン」をつけているのに、そうとは気取られないように、ドイツ系の名前を使っていたのだな。なぜにそんなややこしいことをしたかは、各自で奇抜な理由をこじつけるのもいいですね。「ホントにドイツ系の家系なんだよぅ」とか「メルセデスに気に入られたかったから」なんて生真面目な理由でわなく、出来れば奇想天外なサスペンスものだったりすると、なおよろし。ちなみに、元ワールド・チャンプさまの威厳を損なう内容は、もちろん却下です。そりでわ予選が始まったので、ごきげんよう。

こーゆー放映までのヒマつぶしって、アメリカ大陸のGPの時にやったほうが良かったね。ま、いっか。


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とうがらし@倶楽部冗談






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