5-18-2003(Sun.)

ゆ〜の〜ぅ?

 オーストリアGPの予選前に、アロンソくんの成長をどう思いますか?インタビューでのシューにぃ。

「僕が他のドライバーのことを聞かれるのが嫌いなことは知ってるよね?」




すげーー性格悪そぅ。


 こりってモロに英語圏以外の人が陥りやすいワナだなぁと思ってしまったわん。引っ掛かったのって、「〜you know,」って表現だったんでしょね。慎ましやかに訳せば「みなさんご存じのとおり〜」でしょうし、強めに使うと「知ってんだろ」にもなってしまう、ソラ恐ろしいお言葉でもあるらしい。なので、ちょろっと英語を聞きかじった程度では使わんほーがいいと、英語圏で暮らす友達に教わった表現でもありました。


 たぶん本人は「知ってのとおり、僕は他のドライバーを評価するのは苦手なんだけど・・・ボクが思うに(=絶対正しいとは言わん)」と言ってるつもりではないかと。こりわ他人が話題になるのがイヤとゆーより、揚げ足取りを警戒しとるのでは?と思うのですよ。ま、持ちかけられたくない話題には違いないけど。ラルフの思いっきり迷惑そうな顔を見てもなんとなくそう感じますが、普段極力「いい子ちゃん発言」を心掛けているシューにぃにしては、珍しく危ない表現だなぁと感じました。

 あんでそう思ったかとゆーと、シューマッハ兄弟のマネージャーは、世界で通用するにはまず英会話を徹底的に修得して、言葉の壁をなくすよーに。でもって世間の憶えをめでたくするには、受け答えには期待ど〜りのお返事をして、失言はぜってーしないようにと叩き込む人らしいのです。とは言っても、人間本質なんてそうカンタンに変えられるものではないから、去年のチャンピオン決定GP後のインタビューでも、「ホントは身体中で喜びを表現したいところだけど、僕はこ〜ゆ〜ときにどうはしゃいでいいのか、うまく表現できない人間だから」なんてくどくど前置きして、じんわり噛みしめている様子を語っていたくらいだし、とっさのときは地が出ちゃうのよね。

 あ〜あ〜、後でウィリー・ウェーバーさんに説教食らうじょぉ。ウソでもいいから、「あまりのスゴイことにまだ自分でも実感が湧かなくて、家に帰ったらゆっくり思い出してじわっと泣くよ」くらいゆっとけばいいのになぁ、な〜んて思ったものでした。発音なんかはかなり完璧な英語を話してるように聞こえるけど、やっぱりネイティブが聞くと「ココでそ〜ゆ〜言い回しは使わんぞ」とゆー違和感もあるそうだし、元々ドイツ人のジョークは英語圏の人間にはキツク感じるらしいので、注目度からすれば揚げ足取りの宝庫のよーなもんなのですね。


 それにベテラン選手って、やたらに「今年の新人をどう思いますか?」って聞かれるでしょう。ガーティさまやニキ・ラウダさんとかは思ったまんまの私見をガンガン言っちゃうけど、現役選手だと「人が騒ぐほどの大器ではないよ」な〜んてウッカリ口にしちゃうと、自分より上の順位でゴールしたときに何を言われるか分かったもんじゃないものね。パニやんなんかはこの辺の受け答えは上手いみたいで、絶対に人をイヤな気持ちにさせないお人柄の良さが窺えたりしますが、フツーはF1まで来る人だったら「ふふん、若造、分からしちゃるからな」くらいに思っててもなんも不思議じゃないから、心にもないことを言うってのもぎこちなさモロバレ。

 いくら優等生に徹しろと叩き込まれたところで、「この先あなたのライバルになりますか?」なんて、どう答えりゃい〜んだ。ぶっちぎりのチームだったりすると、何を言っても白々しく聞こえるでしょう。「彼に限らず全員がライバルです」だと誰とも打ち解けられない世界を敵に回した男みたいだし、「ライバルは自分です」とキレイにまとめようとしても、「ほぉ、他のザコは敵じゃないってわけね」などなど。どこからでも揚げ足取りの魔の手は伸びてくるのれす。エディがよくこりで揚げ足を取られていたし、特にチャンピオン経験者は警戒もしたくなるってもんでしょう。



おや、あ〜た。ライコネンさんなんぞ脅威ではない。
な〜んて以前にゆってませんでしたっけ?


ばーろぉ。
そうとでもゆってなきゃ、やってらんないんだよぅ。
え〜ん。


 ま、そんなコースの外でもピリピリさせられる要素てんこ盛りのF1界でですね、こ〜ゆ〜意地悪質問で精神的な負担を背負い込んでしまって、ガタガタになってしまう人もいるのですよ。ちょっと前のラルフの不調についても、ウィリアムズの広報から「妻が浮気に走ったのはヤツがゲイだからとゆーデマを流されて、精神的に良くない状態だったせい」な〜んてフォローが出とりました。とりあえず浮気もゲイ疑惑もデマだとゆーことで落ち着いたらしいですが、レースと関係ないところでも手段を選ばず攻撃してくる人はいるんですね。い〜ぢゃん別にゲイだって、走って速けりゃ。 ←そーぢゃない

 みなさまこ〜ゆ〜プレッシャーと戦っているのでしょうから、もそっと善意の解釈をしたげてもいいのになぁ。クルサードさんなんて普段もっとすげーことゆっとるぞ。ウェーバーさんも、かなりな強気でございます。これってピッツオーニアさんがきっかけを掴んでいきなり元気になったとき、全面戦争になるんでない?とゆー発言を平気でしてるしなぁ。今回のシューにぃの「失言」も、あんでそーゆー風に訳すかなぁ、ジャックの英語と比べりゃネイティブの言い回しでないことくらい分かるだろー、と思ってしまいました。このあたりが話題にされやすい人の宿命でもあるのですね。

 険しい意訳をされるのも、超気位の高いチャンピオンてイメージにはハマるから、おもぴろいけどね<おい


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とうがらし@倶楽部冗談






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