11-30-2001(Thu.)

私がおぢさんになったら

 学生の頃からず〜っと、「歳をとったらおばさんにならずに、おやぢになる」と言われ続けて、はや幾年。そう言い放った友達も、もれなくおばあさんにならずに、おじいさんになりそうな人ばっかなんだけどね。

 なんとなく分からんでもない言い分だけど、「おぢさん」と「おばさん」の違いって何なんだろ。「みのもんたを崇拝してるのがおばさんで、高島礼子にお酌してもらいたがるのがおぢさん」と簡潔に説明してくれた友達もいる。おお、分かりやすい。ならばわたくし、みのもんたに説教されるよりも、高島礼子サマにお酌してもらったほうがいいぞ。友達になったら、サーキットのパドックは入り放題かもしれないし。えっ、違うの?

 おばさんはバーゲンに弱いとか、家では化粧しないとか、電話の声だけオクターブ高いとか色々言われているけど、そりだったら私もバーゲンは好きだし、普段からほとんど化粧はしないし、仕事部屋に掛かってくる電話の応対はNTTのオペレーター並みだじょ。バーゲンといっても、なんのブランドかが激しく違ってそうな気はするけど。もう1つおばさんの特徴と思われてるもので、「身の上相談」てのがある。でもこれって、おばさんでなくてもするんぢゃないかなぁ。中学生くらいの頃から、気が付くと周りの女の子は彼氏の相談や、自分の悩み相談をよくしてたじょ。男の人でもやたらに自分の話をする人や、生活描写が多い人もいるよね。

 とまぁこうやって、改めて「おばさん」と「おぢさん」の定義を聞かれてしまうと、分かってるようで案外説明できないものなのね。

 世の中には人が当たり前と思っていることでも大真面目に研究して、学会に発表しちゃう人もいたりするものだが、たとえば女性が外で働いて、男性が家事に従事したらどうなるかって実験をした人もいるらしい。一般的に「主婦(または女性)は近視眼的に生きていて、話題もごく日常的な相談やグチが多い」と思われている節はあるよね。これって別に女性の特徴ではなくて、奥さんに外で働いてもらって、ダンナさんは家事に専念してもらったら、ものの2〜3ヶ月で奥さんが社会情勢や仕事の話をするようになって、ダンナさんはどこのスーパーでミルクが安かっただの、野菜が値上がって困っただのとゆー話ばかりするようになったそうだ。

 この実験は結婚後のカップルの社会的役割と、それぞれの価値観についての報告だったので、独身男女の価値観の違いについて触れてるものではないけどね。サンプルになったご夫婦もごくごくステレオタイプ的なカップルで、男女格差に対する偏見と一般常識と思われている社会通念を持ち合わせた、いわゆる「善良な市民」なので、例外はいくらでもあることは言うまでもなく。


 でね、ここでふと疑問に思うのが、「フツーの人」とか「善良な市民」て、いったい何が定義なんだろ?ってことなのよ。大学時代に「フツーって、例えば誰みたいなことだろう?」という話になって、その場に居合わせた全員が「あぁ、あの人はそうだね」と納得したクラスメイトがいるのだが、その人はうちの学校の中ではかなり珍しいタイプだった、な〜んてこともあった。

 そもそも「フツー」が分からなくて、大真面目に話し合いしちゃうようなメンツなので、こういう人々の間でフツーを決める際に「多数決の論理」を適用しちゃうと、とんでもない結論に辿り着いたりする。ふふふ、あぁ、やっぱりそうなのだ。「あんたはおばさんにならずに、おやぢになる」という結論も、こうやって導き出されたに違いない。したがって、「私がおぢさんになったら、あなたもおぢさんだ」と言い放っていいのだな。ふはははは。な、なんかすごく低い次元で、安心してるよーな気がしないでもないけどっ。いや、きっと気のせいだ。そうに違いない、うんうん。意義のある方っ、じゃぁ、「フツー」と「おばさん」の定義を言ってみろぉ。←脅してど〜する

 それにしても、おやぢになりそうな女性は沢山いるのに、おばさんになりそうな男性はあんまりいないのも不思議だ。もしかしたら、これも生活環境のせいなのかな。



【もう1つのクラブ・ジョーダン】
このところ、大昔に作成した画像を使わせて欲しいという問い合わせや、ふらりと辿り着いた方からサイトのご感想などを頂いている。無節操に増やしてしまって15〜6あったコンテンツは、ほとんどが1年以上も「改装中」という名の放置状態だというのに、丁寧なご感想を頂けるのは嬉しいものですね。中でもビックリだったのは、「クラブ・ジョーダン」さんの代表の方からメールを頂いたこと。

英字で書くと「CLUB JOHDAN」さんだそうで、理由も「ヨルダンと間違われないように」とのことで、これまたおんなじ。私の場合はイギリスの「CLUB JORDAN(ジョーダンGPのファンクラブ)」と間違われないようにという意味もあったのですが、こちらはまんまと何度か間違えられて、「ジョーダンのジャケットはどこで買えるんですか?」とか、「キラービーのステッカーが欲しいんですが」というお問い合わせを頂いて、本家CLUB JORDANのサイトをお教えしたこともある。うちは開設当初かなりF1の話を取り上げていたから、間違われるたびに「本家はCLUB JORDANですよぉ」と書いたりしていたものですが、まさか全く同じスペルで登録されている方が他にもいらっしゃるとは思いませんでした。

なんでも結成9年目の鉄道模型クラブを主催されているそうで、開設からわずか3年ちょいのうちが「もう1つの」なんてご紹介をするのはおこがましいですが、こういうご縁もまたwebならではで、楽しいものですね。わたくし残念ながら鉄道といえば、引退直前だった鶴見線のクモハ12型を撮影しにいったくらいで、車両名もシステムもち〜とも分からないのですが、テーマごとに絞り込んだコラムはかなり読み応えがあるので、鉄道をよく知らない人にも面白い内容だと思います。ご興味のある方は、ぜひこちらも訪れてみてくださいね。ご連絡、ありがとうございました。

【-おもしろ鉄道模型クラブ- クラブ・ジョーダンさん】 http://www.kinet.or.jp/johdan/


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