慢性疲労症候群
役に立つかどうか分からない傾向と対策



 症状だけ見てると、前項でご紹介したパニック障害とソックリなものも多いですが、一番違うと思うのは、慢性疲労症候群は「不安」とか「死ぬかも」という感覚はないです。キーワードは「だるい」の一言。自分に鞭打てばなんとか動けるけど、言ってみれば「どうしよう」という積極的な不安はないとゆーか。見分け方の目安として、ご参考までに↓こんなページもあります。

パニック障害と思う前に・・・

 この記述は間違いではないだろうけど、ちと極端と思うところもありますので、悲観的に読まないほうがいいと思います。わたくし自律神経失調症ですが、たぶん先天性。なんせ3歳で発症してますので、幼稚園は楽しいじょぉ、小学校も大好きな図工を途中抜けして通院なんかしたくないじょぉ・・・というお歳頃だったので、「心因性ってことはないでしょう」って、診断になったんだと思います。よく覚えてないんですけどね。でも朝礼で倒れたことはないし、もちろん10歳以上軽く生きのびています。 ←さすがに「9歳でちゅぅ」とは言えん<当たり前だ

 ちなみに「起立性低血圧」てのは「立ちくらみ」のことで、こんなもん誰でもなると思っていたから、気にしたこともないです。誰でもとゆ〜と少し語弊がありますが、正座をすると足がしびれるのと同じくらいに考えていたので、「ごく稀にならない人もいる」と思ってました。ヘモグロビンの欠乏ちう分かったよ〜な分からないよ〜な遺伝も、フツーの人なら輸血しないと倒れるって数値だけど、生まれつきだから普段の生活では全く気にならないです。殆どが「えっ、みんなもそうでしょ?」と思っていたので、辛いと思ったことはないです。そうでない感覚が分からないから、辛いと感じようがないとゆ〜か。ま、程度の差もあると思いますが、思い当たる節が山のようにあっても、当事者ってこんなもんですという1つの例でした。これらの記述は「病気を甘くみないでくれ」という目安だと思いますので、くれぐれも心配し過ぎて具合悪くならないでくださいね。



【自己診断はダメ】
 1年半ほど前に頭皮がしびれてビックリしたことがありましたが、これは「凝り」の酷いやつで、神経系統の異常ではなかったということがありました。手足もよく釣るんですが、こっちのほうが神経系統の病気としては問題アリとのことで、「だから素人判断はいかん」ちう典型的な例です。

 心因的なものでは、「うつ」と「うつ病」って素人判断で一番誤解されやすい症状のように思います。私も専門ではないので、え〜かげんなことは言えませんから、詳しくは↓こちらもご参照ください。

うつ病

 うつ病との最大の違いは、慢性疲労症候群のばやい食欲は落ちません。きっぱり。症状が酷いときは、何を食べても痩せます。食べても痩せるとゆ〜ことで、もしや自分はガンではないか?と思ってしまう人もいるそうですが、ガンなら血液検査と尿検査ですぐに出ます。もちろん1年中「完徹明けのカゼの引きはじめ」みたいなもんですから、食べ物の味は若干変わります。生臭い匂いを強く感じたり、豚骨みたいな脂ギトギトのものを見ただけで食べる気がしなくなるとか、ホントに風邪の引きはじめとソックリです。「悲観的になる」とか「自分をダメな人間と思い込む」とゆ〜のも、あんまり関係ないです。どちらかとゆ〜と、「だらしないじょ、じぶん。とりゃ〜っ」ってほうがこっち系です。


【役に立つかどうか分からない傾向と対策】
 あくまでも私の場合は・・・ですが、症状は特に辛いと感じるほどでもなく、普通に生活できます。この「普通」とゆーのがクセモノで、以前の自分の状態に戻れたのではなくて、見た目は一般のOLさんや主婦並みには暮らせるとゆ〜ことです。「世の中に気合いと根性で出来ないことはない」と思っていたのが、「気合いにも限界がある」と悟った自分と折り合いを付けたとでも言いましょうか。前回もちろっと書いたように、「以前の自分」から見れば「今の自分」はどうしようもなくトロくて、以前のように出来ないことは数え上げたらキリがないです。でも異常なのは「今の自分」ではなくて、「以前の生活」なんですよね。

 かようにこの病気で辛いのは、「以前のようには動けない自分」と格闘する時期だと思います。これも慣れみたいなもので、傾向さえつかめれば焦りは自然となくなります。すごく辛いとおっしゃる方々は、お仕事でこれらの症状が出たときに、ミスに繋がる不安を抱えているのではないでしょか。こればっかりはご本人が消化していくしかないですから、カンタンに「焦るな」とか「休めないの?」とは言いたくないですが、強いて言うなら「自分てこんなもんなんだ」と1からやり直す気になれば、かなりラクになるかと思います。わたくし病気の検索は「病気になりそう」で眼中になかったんですが、前向きに取り組んでいる方々も沢山いらっしゃるので、何をしたら症状が緩和されたというお話などは、かなり参考になります。


 それぞれの症状に苦しまれている方や、専門のご研究をなさってる方々のページにも書いてありますが、この手の症状には自己診断は禁物ですので、お心当たりのあるみなさまも、よく読んだら違っていてホッとしたみなさまも、ヘンだと思ったら必ず専門のお医者さんに相談してくださいね。


12-14-2002

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倶楽部冗談

とうがらし@倶楽部冗談


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