貼りましょう
カラーリングが完了したら、ウキウキのステッカーチューンです。これもコツはあるんですが、そう難しくないので、カンタンにご説明。

1)ありとあらゆるロゴをカッティングシートで自作する。
かな〜り根気の要る作業ですが、これにもコツはありまして、一般的なのは目指すロゴをコピーして、カッティングシートに貼り付けて一緒に切り抜く方法。コピー用紙の裏側から鉛筆で柄の通りにガーッとなぞって、尖ったものでトレースして転写するのも、ポピュラーなやり方です。

私はさらに手抜きをしまして、目指すロゴをMacで起こしたらカッティングシシートをプリンターに手差しして、ロゴのアウトラインを直に転写して切り抜いてました。これだと早いけど、転写の熱でシートがローラーに絡まったりするので、3回に1回は失敗します<おい。ヘタするとドラムごと交換の憂き目に遭うので、古くなって使わないドラムがある人のみ、オススメします。

あとは自作をするなら、ひたすら根気。シューマッハ・メットは1日1つずつちょこちょこ切り抜いて、最終的にはロゴだけで2ヶ月くらいかかったと思います。仕事をやりながらなので、1日の作業時間も限られてしまいますが、一番細かいところは1日に2つも3つもやったら、手がイライラして絶叫しちゃいます。実物をご覧になった方は、ほぼ漏れなく「ウマも手で切り抜いたんですかぁ?!」とおっさいますが、ウマなんて尻尾の1本や2本歪んだところで分かりゃしません。一番ちびっちゃい、マーロボロのロゴとか、ドイツなんたら銀行商会のマークのほうが発狂します。なので、失敗しないコツは1にも2にも忍耐です、はい。


2)カッティング・プロッターを使う。
これも元になるデータは自分で用意しないと発注できないので、最低限、資料のコピーは必要になります。ちなみに、シューマッハ・メットのロゴ類で見積もりを取ったときは、黒1色で切り抜き用の完全データ持ち込みなのに!1万6千円と言われて、泣く泣く自分で切ることにしました。黒のカッティングシートは持ってましたし。もっとシンプルな図柄なら、100×100mmくらいのステッカーで1枚¥900くらい。75×90mm程度のサイズなら¥600くらいから切り抜いてくれる工房があります。

コピー資料だけ持ち込んで、データ作成からお願いすると、データ作成料だけでたぶん福沢さんは吹っ飛びます。でもって、たぶん作成したデータは貰えません。版権上の問題とかがあるんで、1回こっきりの書き起こしだったと思います。データをくれちゃう所もあるかもしれませんが、外注はそんなに詳しくないのでごめんなさいです。



根気と気合いでステッカー類が仕上がったら、いよいよウキウキの貼り付けですが、ボーダーなどのようにラウンドに貼る場合のコツをご紹介。

写真のように広げたい側に均一に切れ込みを入れて、目指すシェイプを形作ったら、マスキング・テープで止めます。台紙は真ん中へんに切れ込みを2本入れて、1cm幅くらいで剥がしておきます。


貼りたい場所にあててマスキング・テープで表から仮留めしたら、先ほど剥がした箇所から台紙を静かに抜いていきます。

同様に、真っ直ぐロゴを貼りたいときも、切り抜いた文字を1文字ずつ台紙から剥がさずに、まず周りを剥がしてからマスキング・テープで仮留めしてから貼ると、歪まずに真っ直ぐ貼れます。



アライのロゴのように、最初からメットに着いているロゴは、下地作りのペーパーがけをする前に、そ〜っと剥がしてとっときます。

やや遠目にドライヤーをあてながら剥がすと、糊が残らずキレイに剥離できます。引っ張りすぎて歪まないように、ゆっくり静かに全体が均一に剥がれるように引っ張ります。

もしも若干歪んでしまっても、貼り直すときにドライヤーを当てれば平らになるので、ちょっとくらい剥離に失敗しても捨てないで。

クセ者なのが、メットに最初から入っているコピーとか、スローガンみたいなロゴ。

GP-5Sだと左サイドの下側に入ってるこれ。このまま塗装をしたりステッカーを貼ったりすると、クリアで仕上げてからも凸凹がかなり目立って、ちょっとやそっとじゃ平らに出来ません。

気になる場合は、下地作りのときに削ってしまいましょう。ガムテを貼り付けると、アッサリ剥がれます。


さて、最後は気になる予算と仕上げのお話。ここまで辛抱強く読んでくれた方も、ここからいきなり読み始めた方も、次でラストですので、もう少々お付き合い下さいませ。


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とうがらし@倶楽部冗談


















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