1-12-2006(Thu.)

工作船展示館

 カモメのヒッチコック状態をくぐり抜けた後、赤レンガパークへも足を伸ばしました。 赤レンガ倉庫は学生時代に写真の自由課題でよくお世話になったものですが、リニューアルされてからはすっかり足が遠のき、1回くらいは中を見てみるか・・・ と思ったものの、やっぱり入ってすぐにパス。

 引き込み線が交錯する草ぼうぼうの石畳と、ヨーローッパ型の低いプラットホームも すっかり撤去され、ハードボイルドのロケ地として賑わった往時の姿は見る影もなく。 遺構好きとしては記憶の中の風景とギャップに、なんとなく居場所を見つけられず、そのままインターコンチ側へと建物を通り抜けると、向かい側になにやら見慣れない建物が。



カマボコ型格納庫を少しとがらせたような屋根に、壁には「工作船展示館」の文字。

一見、冬休みの工作教室にも見えた建物は、お台場の船の科学館に展示されていた北朝鮮の工作船が、今は横浜の海上保安庁の敷地内で公開されているんですね。


 辿り着いたときはちょうど閉館時間でしたが、見学は無料で扉はまだ開いてました。 ここで放し飼い、本領発揮。と〜ぜん中までズンズン入ります<おい

 入ってみて、2度ビックリ。 クチでベトコンの装備を見たときも、あまりの旧式にのけぞりましたが、こちらも負けず劣らず、かなりの年代物。 銃器にはさほど明るくない私でも、新聞の特集欄で読んだカラシニコフの名前くらいは知ってます。これって、第二次大戦やベトナム戦争で活躍した自動小銃では? 「AKS-74」の74とは、年式を表すらしい。てことは、74年式・・・。製造年代はもう少し新しいとは思いますが、もしやホントに32年モノかもと思わせる劣化ぶり。1年近く海底に沈んでいたとはいえ、どう見ても新品とは思えません。



 潜水服も水中スクーターも、すんごい古めかしい。 こんな装備で大マジに工作活動していたのかと思うと、正に事実は小説より奇なり。今回は 閉館時間にゴーインに木戸破りしたので、さすがに全部は見られませんでしたが、甲板にも登れるらしいので、次回は船体の構造も見てこようと思います。


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とうがらし@倶楽部冗談






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