ウィルス性のものであれば、抗生物質の投与で短期間で完治したりするそうですが、その他の要因はまだよく分かってないみたいです。分かってなくても症状が同じなら「〜症候群」と分類されてしまうワケで、それぞれが細かく解明されたら全く違う病気だった、なんてこともありえます。で、私が患っているのは「ウィルス性」が引き金になった「ストレス性」との合わせ技みたいなものです。この「ストレス性」が一番多い要因で、かつ掴みどころのない症状ではないでしょか。ニューズウィークなんかに特集されていたのも、これですね。では実際に、どんな治療と投薬をしているのかとゆ〜と。
【治療】
医院での診療は、大半が問診です。精神的な要因に抵抗を感じる人も多いようですが、自立神経と胃腸系が弱っていると漏れなく心因的なことも聞かれますので、嫌がらずに問診には正直に答えましょうね。診断結果が狂っちゃうので、間違っても茶化したりしちゃダメですよぉ。て、そりわ私だけか・・・。 ←お医者で漫才の前科多数
とはいえ、友達でもない人に「なんか悩みでもあるの？」と聞かれたところで、ホントに悩みがあったとしても「じつはわたくし、これこれで・・・よよよ」なんて、いきなり濃い相談をしちゃうことなんて、ないですよね。夜討ち朝駆けが当たり前だと、ストレスと言われても思い当たるものがない人も多いでしょう。でもですね、精神的なもの（主に対人関係）もストレスではありますが、日々時間に負われる生活をしているのも、身体にとっては物凄いストレスなんですね。ちうか、それがストレス界のキング・オブ・キングだそうで、心因的なものなら気の持ちようでいきなり良くなったりするそうですが、夜討ち朝駆けが原因だと、治るのには壊した時間だけ掛かるとも言われています。
一番よく言われるのが「生活改善」ですが、職業上それが出来ないからこんな症状になってる人も多いのよね、これがまた。あとは軽い運動は奨励されているので、なるべく日光に当たるようにして、出来るかぎり昼型の生活を心掛けることでしょか。
お医者さんとの信頼関係も、すごく大事だと思います。特に心因性の場合とストレス性の場合は、医師に不信感を持ったり恐怖感を感じては、治療は上手く行かないと思います。私の主治医は友達でもあるのでひじょーに恵まれていますが、相性もあると思うので、不安を感じたら自分に合うお医者さんを探してみるのも良いと思います。
【処方される薬】
慢性疲労症候群には、特効薬ってないんです。薬は山ほど処方されますが、代表的なものは新陳代謝を促す漢方薬と、体内では生成できないビタミン類ばかりですので、お医者ギライ・薬ギライな人でもそう抵抗はないと思います。ええ、お医者嫌いの鶏頭が言うくらいですから。
私が今飲んでいるのは、「補中益気湯（ほちゅうえっきとう：和漢薬の41番てやつね）」という血行を良くして新陳代謝を促す漢方薬と、免疫力を補うビタミン剤数種類です。あとはひたすら、自分の回復力頼みで自然治癒。これはギランバレーやフィッシャー症候群みたいな神経系の病気も、薬がないのは同じみたいですね。とにかく薬で治るものではないので、焦らず気長に取り組んだほうがいいみたいです。
自律神経失調には弱い坑うつ剤を処方されることがありますが、精神の異常を疑われているわけではないので、気に病まないでくださいね。効果はまぁちと眠くなるくらいのもので、睡眠と覚醒のリズムがおかしくなってると処方されるみたいです。不眠・過眠が気にならなければ、断わっても問題ないのではないでしょか。たぶん処方されるときは薬の説明と「飲んでみますか？」と聞かれると思うので、お医者さんとよく相談してみてください。通常はパニック障害の人に処方されるものだそうですが、パニック障害がよく分からないので詳細は割愛。詳しく知りたい方は、↓こちらもご参照ください。
【食事制限】
すんません、１つ訂正。前回「何でも飲み食い出来る」と書いてしまいましたが、「コーヒー」「抹茶」「カフェイン入りのドンリンク剤」はダメだそうです。
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