慢性疲労症候群
罹りやすい人・患者の共通点



 同じ病気の患者さんを何人か診ている主治医の先生から聞いた話によると、この病気に罹る人には共通点があるそうです。


●生活が不規則
こり、毎日午前3時前後に寝て、朝は6時には起きてら〜い!ってのも含まれるそうです。って、こんなん規則正しいとカン違いしてたのって、私だけ? つ、つぎっ。

●1日の平均睡眠時間が4時間以下
こりわピークの頃の鶏頭事務所は、モロにそうでした。平均約3時間睡眠で、それも電話が鳴らないスキを狙って、1時間でも15分でもバタッと寝る生活。当時は「1日3回ストップ」などと笑ってましたが、こんな生活を12年以上やってたら、身体を壊して当たり前ですねぇ。いや、申し訳ない。

●体力より気力が勝っている人
こりわ「寝溜め・食い溜め」が出来る人は、要注意です。わたくし完徹は丸3日、飲まず食わずは2日くらいはいけましたが、こんなことが出来るのは、もはや自立神経が正常ではない証拠です。たとえはタイトですが、自分は気も強いし根性もあると思っている人でも、人に仕事や生活の文句や泣き言が言える人、プイッと不機嫌な態度が出来る人は適度にガス抜き出来ているので、まずだいじょびだそうです。

●罹りやすい職業
新聞記者、編集者、デザイナー、広告代理店マン、証券マン、通信社の特派員、などなど。シフト性の交替勤務でもないのに、夜中でも平気で仕事の電話がかかって来るような人(10時とか1時とかに打ち合わせと言われて、「昼ですか?夜ですか?」ちう類いの人です)。年齢的には30代半ばから40代にかけて、平均して「夜討ち朝駆け歴10年以上」の人が圧倒的多数だそうです。す、すまん。わたくしは夜討ち朝駆け歴12年で発症しました。

●罹りやすい性格
仕事に誇りをもって、生きがいとしている。こり、わりとポイントです。仕事のグチが多い人は、滅多にこの病気にはならないそうです。むしろ今の仕事はやりがいがあって楽しい、だから寝ないで仕事もへっちゃらさ、という人ほど危ないそうです。グチってネガティブに捉えられがちですけど、上手にストレスを発散している人も多いんですね。お医者さんとしては「2〜3年休めないの?」と言いたくなるそうですが、殆どの人が「仕事は楽しい」と言うので、休めと言ってからも1〜2年は休まない人が多いそうです。あぁ、申し訳ない。



 性別では男性より女性のほうがやや多いのが特徴で、地域や生活環境でも違うそうですが、なんと言うか「女の子にこんなことさせるなんて・・・」「私は女性にしては頑張ってるぞぉ」という人は罹らない病気だそうです。都市部で生まれ育った人は性差の意識も少ないそうですが、中でも自分は並みの人よりパワーがあると思っている人ほど、危ないそうです。なんか書いてて、赤面しちゃいますね。わたくし別に男性と張り合おうなんて、そんな生き方は目指してないんだけどなぁ・・・と言い放ったら、「それが限度を越えているのに自覚がない証拠だ」と言われまひた。とほほ。

 激忙しい当時は「忙しい」を理由にやりたいことが出来ないのは許せない性分だったので、今から考えたら化け物じみた生活をしていたと思います。人並みに休みたいとか、ゆっくり寝たいなんて考えていたら負けだ、みたいに考えていた時期でもあるので、ひたすら気力だけで生きていたわけです。仕事場から寝ないで美祢や菅生へ直行直帰なんて当たり前だったし、遊びも人の数倍遊んでいたように思います。当時の逸話はかなり拡大解釈されて「放し飼い伝説」みたい言われてますが、ま、なんでも「ほどほど」とゆ〜のが良いようで、ここ1〜2年は以前に比べたらすっかり大人しい生活にも慣れてきました。おかげで症状はかなり緩和されましたが、今でも筋力低下や微熱は時々出ます。

 これも慣れみたいなもんで、出そうなときが分かってくれば、さほどコワイものではないです。時々ありえないほど非力になったり、夏なのに「寒い」と騒いだりするのは、この病気の置き土産みたいなもんなので、見逃してやってくらさい。すんません。


12-5-2002

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倶楽部冗談

とうがらし@倶楽部冗談


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