慢性疲労症候群
誤診の日々



【やたらに長い風邪】
 熱が出やすくなっているのはあるとき気付いたんですが、リンパ節が腫れると熱も出ますし関節も痛いので、最初は「カゼかな?」と思っとりました。唯一「こりわカゼではない」と気付いたのは、わたくし扁桃腺が弱いので、カゼを引くと必ずと言っていいほどセキが酷く、高熱を出すんです。ところがこの症状は、37度前後でずーっと落ち着いてしまう。長いときは1ヶ月以上、熱出っぱなしです。でもそれも市販の風邪薬を飲むとかなり緩和されてしまうので、咽が痛いのもカゼの引きはじめをずーっと騙し騙し押さえているのかな?くらいの感覚でした。


【誤診の日々】
 ちなみに微熱とゆ〜のは「平熱から1度前後高い状態」を言うのだそうで、私の平熱は35度4分くらいなので常に37度でもかなりダルイのですが、これも誤診に繋がった原因でもありました。なんかダルイと思ってお医者へ行っても、「微熱でしょ?」で風邪の引きはじめか、気のせいにされてしまう。明らかに具合が悪いのに、「デジタル体温計というのは誤差があって高目に出るので、気のせいでしょ」と言われることもしばしばでした。お医者用語では「TERMOフィーバー」と言うそうで、発熱を訴えても医院で計ったことすら殆どなく、言ってみれば白衣を見ると血圧が上がるのと同じ扱いをされていたんですね。

 私は以前にお医者の知り合いから薦められて水銀の3分計を使っていたのですが、なんかそ〜ゆ〜扱いをされていると思うと、細かいことを説明したところで、どうせもっと話を大袈裟にして同情してもらいたいんだろう・・・という流れにされそうだったので、ロクな問診もせずに医院を後にすることもしばしばでした。世の中には症状を悲観的に捉えて大袈裟に言う人も多いのでしょうけど、ただでさえお医者嫌いなのに、医師に対する不信感は募る一方。これはネット友達のお医者さんが気付いて、「医者を変えたほうがいい」とアドバイスしてくれました。

 ま、今にして思えば自分の態度にも問題はあったのでしょうね。というのも、胃や腸に穴が空きまくって激痛を堪えていたときもヘラヘラと来院したので、レントゲンを見た後に「信じたくないけど神経性だよ(その言い方はないだろぉ)」と言われたくらいだし、そんなに辛くは見えなかったのでしょう。それ以降は「平熱より1度5分ほど高いです」と言うようにしましたが、やっぱり風邪でもないのに風邪扱いされることが多く、そのうちお医者へは全く行かなくなりました。


12-5-2002

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倶楽部冗談

とうがらし@倶楽部冗談


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